推しに求婚されている

br side

握手会、これに意味があるのだろうか

なんでみんな僕達と話しただけで こんなに叫び声をあげるんだ。

さっきの青い目の男の子

あの子が僕推しだったらいいのに

綺麗で透き通った声

あの子だ

一気に気分が舞い上がる

さらさらの黒い髪、整った顔

なんとも愛らしい瞳

それに泣きぼくろ

こんなにも可愛い子が僕のことを ずっと推してくれてたなんて

どうして今まで気が付かなかったのだろう

これは営業じゃない。本心だ

緊張しているのか声量が ばらばらだ。

面白い。というより可愛い。

はきはきしてて子犬みたいに目を 輝かしてこっちを見ている

手に触れる。

細くて白い。綺麗な手首

緊張しているのか、少し 強張っている

僕の手とは全然違う

元気よく返事をするkn

手を握りながら話す

君の好きと僕の好きは 違うのかもしれない

勢い余ってはいと返事してしまう君

困った顔も可愛らしい

何か理解したkn

きっとあってないだろーけど。

笑ってる。可愛い

きっとファンサと思われてるのだろう

僕の想いを無下にされたようで 少し悲しい。

やっぱり。予想通り

最悪。邪魔が入った。

きっとあの様子じゃ 信じていないだろう

どうやって信じさせようかな〜

今までとはうって違う。ワクワク感

絶対に、逃がさないよ。