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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

擬態練也

ここは.....一体どこだろうか。

擬態練也

あの男...仕損じたことは確かだ。(魔法の森を歩きながら辺りを見渡し。)

擬態練也

森であるのは...確かか...

擬態練也

(このように木々が繁茂した上に瘴気が飛び交う森の記憶などは無かった...。ヤツの記憶だけではいささか不十分か...、それとも擬態に失敗したか...。)

擬態練也

.....。(周囲を注意深く見渡しながら、ゆっくりと地面を踏みしめながら歩き。)

シャンハイ

......。

擬態練也

(何か気配を感じその方向を見た。)

.....。

シャンハイ

....。(サッと移動して隠れて。)

擬態練也

(人影もなければ、小動物の姿形もなかった。一体何なのだろうか、このまとわりつく感じの気配は。)

擬態練也

(数はそんなに多くはない、一人ぐらいの気配だった。そんなに遠くへは行っていない筈だと思いながら、その気配の正体を探る。).....。

(しげる木々の間を歩いていき。)

シャンハイ

(上手いこと彼の視界に入らないように浮遊しながら様子を伺って。)

....。(木の影から木の影へと、浮遊しながら移動しつつ。)

シャンハイ

(一通り様子を見て、行動を起こす。)

擬態練也

....。(起伏のある地形をゆっくり歩き。)

シャンハイ

.......。

(徐々に彼に近付いて行ったかと思えば、彼の頭の上にポフンと音を立てて彼の頭に自らの尻を敷いた。)

擬態練也

......。

擬態練也

....。(頭にソフトな感触を覚え、そこに手を添えて。)

シャンハイ

シャンハーイ。

シャンハイ

(フワッと浮き上がり、彼の頭から離れた。一度頭上にあって、そこから再び移動して。)

....。(擬態練也の眼前に、可愛らしい様子で浮遊し。彼を不思議そうに見て。)

擬態練也

.....。(表情を作らず、マジマジとシャンハイを見て。)

シャンハイ

シャンハーイ。(ゆっくりと擬態練也の周りをふよふよと浮きながら移動し、全身を見て回って。)

シャンハイ

....。

擬態練也

...なんだお前は。

シャンハイ

シャンハイ!

擬態練也

...。そうか。(構わず歩き続け。)

シャンハイ

(ふよふよと浮きながら着いて行き、また彼の頭の上に乗って。)

シャンハイ

(ぽふんっ)

擬態練也

...またそこに乗るのかお前は。

擬態練也

....。(特に表情は作らず、頭に乗ったシャンハイをそのままに歩き。)

アリス

(ゆっくり紅茶を飲み。)

アリス

(ふと窓を眺めながら、ティーカップを置き。)

...シャンハイ遅いわね。かれこれ2時間は経つけど...。(部屋に置いた柱時計を眺めながら。)

アリス

魔理沙や霊夢のところへ遊びにでも行こうかと思っていたけれど、今日は家に篭ってましょう...。(再び紅茶を啜り。)

シャンハイ

シャンハーイ♪(コンッコンッコンッ。窓の外からノックして、アリスに帰宅を知らせて。)

アリス

あら、シャンハイ。お帰りなさい。(席から立ち、ノブを回しドアを開けてお外に出て。)

シャンハイ

(擬態練也の頭へ乗り。)

擬態練也

.....。(アリス邸の前にまで案内されて来て、屋外に出てきたアリスを見て。)

アリス

....。

アリス

えっ?

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