ジェヴィン
なるほど...
ジェヴィン
あの場所に行ったのですね
ジェヴィン
1人で?
グレー
はい...
(ジェヴィンが少し考える)
ジェヴィン
わかりました
ジェヴィン
私が知っていることをあなたに全て話します
ジェヴィン
これはものすごく重要なこと。私たち以外の誰かに聞かれたら
まずいことになるので、なるべく早口で言います
まずいことになるので、なるべく早口で言います
グレー
はい...!
ジェヴィン
あなたが見たものは、簡単に言うと神のようなものです
グレー
か、神?
ジェヴィン
はい、私が信仰している宗教の...
ジェヴィン
ともかく、もう手遅れですね...
グレー
手遅れ?!
ジェヴィン
その神の宗教団体以外の者があそこに入ると、神が癇癪を起こし、この街むろとも破壊されます
グレー
え!?それ、やばいじゃないですか!!
グレー
なんでそんな冷静にしてられるんですか?!
ジェヴィン
私だって焦っていますよ
ジェヴィン
誰かさんがあんなところに入らなければね...!
グレー
(うっ...!、『立ち入り禁止』って書いてあったから反論できない...)
ジェヴィン
このことは、私の信仰している宗教団体の人達でなんとかします
ジェヴィン
きっと上手くいくはず...!
グレー
も、もし上手くいかなかったら、、、?
ジェヴィン
その時は...
ゴオォォォ ゴオォォォ
グレー
雷?!
ジェヴィン
まずい!今すぐに行かなくては...
ジェヴィン
グレーさん、あなたはもう帰っててください、お願います
ジェヴィン
私の仲間たちでなんとかしますから
グレー
は、はいぃぃ!!!
そして2人とも別々の方向に走っていった
午後23時頃 グレー宅にて──────
グレー
うぅ...ジェヴィンさん、大丈夫かなぁ...
グレー
もう雷はおさまったみたいだけど
外はシーンと静まり返っている
グレー
でも、何か嫌な予感がするんだ
グレー
心がえぐられるような...不快感...
気分転換にスマホを見た
グレー
家族も、友達も元気にしてるかなぁ
グレー
...こんなこと考えてる暇無いな!
グレー
暗いことばかり考えてちゃダメだ!
グレー
きっとジェヴィンさん達がなんとかしてくれる
グレー
ジェヴィンさんを信じよう...
ウェンダ
サイモ~ン、今日家に来てくれてありがとね~
ウェンダ
なんか最近悪夢続きでさ~
怖いの
怖いの
ウェンダ
だ☆か☆ら
一緒に寝よ??
一緒に寝よ??
サイモン
いいよ~(*^^*)
サイモン
俺、ウェンダちゃんのためならなんでもしちゃう!
(完全にメロメロ)
(完全にメロメロ)
ウェンダ
ありがと~^ >ᴗ<^
サイモン
それにしても、さっき外ヤバかったね
ウェンダ
だね~
ウェンダ
なんか体がゾクゾクする...
サイモン
俺も...でも、一緒に寝れば怖くない!
サイモン
さ、寝よっ♪
ウェンダ
うん!
ジェヴィン
きっと...きっと大丈夫...
ジェヴィン
私達ならできる...
深呼吸をし、
ジェヴィン
......神よ、静まれ!!!
謎の液体を、特別な机に置いてある黒いハット帽子に被せた
ジェヴィン
この水は90%以上は効果がある...
ジェヴィン
一旦今はこれだけで済ましておくか...
そう言い、ジェヴィンは教会から出ていった。 しかし、この後とんでもない事態になってしまうということを 今は誰一人として知らないのであった...。
続く








