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コメント
22件
めちゃくちゃ続きが楽しみです!
りうら
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
りうら
結局あの後何も話せなかった俺たちは、
いてもしょにだの迷惑になるだろうと考えて出ることにした。
悔しいけど、今の俺らは、
しょにだが何を抱えてるのか知らない。
下手に元気づけて逆に傷付けるより良いだろう。
初兎
みんなに迷惑かけた。
···········僕がうまく立ち回れなかったから悠くんを怪我させた。
みんなに助けを求めたからみんなが傷ついた。
俺が何も考えずに魔法使ったから、
魔力が足りなくなって防御の魔法も使えなかったし、
周囲に来た皆にまで被害が及んだ。
初兎
努力したのに僕は絶対にみんなに追いつけない。
僕がいちばん弱い。
僕がいちばん役立たず。
僕が、僕が、僕が________
初兎
初兎
初兎
嫌だ、
嫌だ嫌だ嫌だ、
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
初兎
初兎
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
りうら
りうら
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
1つの病室の前で立ち止まった。
“If様”
確かに、まろの部屋だ。
この先に、まろが居る。
“面会謝絶”
そう書かれた札が下がっていた。
ほとけ
りうら
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
数センチ、病室の扉を開けた。
そこから少しだけ、断片的に中の景色が見えた。
りうら
そこから見えたもの、それは、
ベッドで眠る、まろだった。
ただ、
頭と四肢に巻かれる痛々しい包帯、
無数の点滴のチューブ、
それから、人工呼吸器。
明らかに、俺らより酷いのがわかる。
ベッドサイドモニタだろうか、
ピッ、ピッという機械音も微かに聞こえる。
静かに戸を閉めた。
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
うん。
なんて無責任に言えない。
そう言っておいて、万が一のことがあったら、とか考えると、
1番傷つくのはほとけっちだからだ。
りうら
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
りうら
ほとけ
りうら
その後、俺達は療養、精神病床共に行ってきたが、
そのどちらにもアニキの姿は見当たらなかった。
結局、俺らはアニキを見つけられないまま、
看護師さんに見つかって自分の部屋へ戻るはめになった。
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
星夜空
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星夜空
星夜空
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星夜空
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星夜空