○○
ふぅ...
髪の毛をといたり、身だしなみ的なことは
終えた。もちろん食事も。
○○
あっ、、先生の貸してくれた服...
ピンポーン
○○
は、はい!!いま行きます!
相澤消太
おはよう、昨日はよく眠れたか
○○
お、おはようございますっ、
○○
はいっ、大丈夫...です!
相澤消太
そうか、ならよかった。
相澤消太
そういえば、○○は個性あるのか
○○
な、無いです...
相澤消太
俺のクラスも2人目か...
○○
えっ、何がですかっ?
相澤消太
緑谷出久って言うやつがいるんだが
相澤消太
そいつも無個性なんだ。
○○
へ、へぇ...
私以外にもいたんだ...
毎度おなじみもぶ
よぉ!おはよーさん
こんにちはもぶ
昨日もひとりでねたの?可哀想だねぇ
毎度おなじみもぶ
俺たち呼べって、♡
相澤消太
...(圧)
相澤消太
指一本触れんじゃねぇぞ、
相澤消太
こいつは、俺の女だ。
ばさっ、と上着がかかった。
毎度おなじみもぶ
はぁ?んなこと聞いてねぇの
こんにちはもぶ
その子の口から聞けてねぇけど。
相澤消太
手、俺の手に重ねろ。
○○
っ...は、っ、はい、
震える手を、ゆっくりと
先生の手に重ねた
相澤消太
っ、しっかり呼吸しろ。
○○
っ、は、い
落ち着いて、大丈夫。
この人は悪い人じゃない。
相澤消太
手、握っていいか
○○
...は、はい、
ぎゅ、っと握られた。
その温かい体温が伝わる
こんにちはもぶ
おい、話は済んでねぇよ?
毎度おなじみもぶ
だーかーらー、女の方はどう思ってるのって――
○○
わ、わたしの、っ!
言わなきゃ、また、追いかけられるんだ
○○
お、男の、人です、!
相澤消太
○○、よくやった。
腕を引かれたや否や、
そのまま2人で全力で走った