楓
んーん 、似てるよ
色んな意味で
色んな意味で
そう 君は似ている
近づく切っ掛けになった 駅のホーム
電車での通学
楓
藍花 ちゃん 、?
藍 花
楓先輩 、!
次第に名前で呼び合う様に成って
藍 花
何でもこなせて羨ましいです …
媚びでも無く 心から褒めてくれて
楓
… 全然だよ 笑
楓
俺で凄いって言うなら
君は 、彼奴は 素晴らしい人だと思うんだ
今日 打ち明けた時も
藍 花
そんな 、事が …
俺を気遣って色々言わなかったのだろう
元々 、気付かれない様 出来るだけ何時も通りに振舞った筈
其れでも変化に気付いた
楓
俺にとって諷華は未だ
「 忘れられない人 」なんだ
「 忘れられない人 」なんだ
だけど 「 大切な人 」は __
藍 花
… その 、先輩は本当に凄いと思います
楓
え 、?
藍 花
例え仮面を作って居たとしても
きっと全てが偽りじゃ無いから
きっと全てが偽りじゃ無いから
楓
… !!
藍 花
それに 、本音だけで生きてける人なんて
きっと居ないんです 笑
きっと居ないんです 笑
欲しかった言葉を くれた
楓
っ … 、そうかな 笑
藍 花
はい!
嗚呼 やっぱり似ている
でも其の笑顔は 誰よりも美しいと 見惚れてしまったんだ
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