主
主
主
主
主
主
主
⚠️日帝受け、ちょいグロ表現
日帝
アメリカ
アメリカ
日帝
そう言って米国が私の左耳をぎゅ、と掴む。
日帝
それが腹に受けた傷と共鳴して疲労しきった身体に刺激を走らせ、肺を激しく作用させた。
日帝
睨むことしかできず、米国に視線を向ける。それがまた此奴の加虐欲を煽る行為とも知らずに。
アメリカ
日帝
バチン!
日帝
余りの痛みに、生理的な涙が零れ落ちる。
血も流れてきて、涙と混ざった。
日帝
アメリカ
米国が崩れ落ちる私の前で嘲笑し、屈辱による傷が深まった。
アメリカ
アメリカ
私を見下ろしながら、へらりと言葉を落としていく米国。
日帝
アメリカ
アメリカ
アメリカ
認めなくないと思いながら、心の底では負けという文字がチラついている。
日帝
アメリカ
アメリカ
小柄な私に合わせるように屈み込む米国。そして、腕が伸びてくる。
日帝
みぢっ、
日帝
打ち込んだばかりのピアスを剛腕に力の限り引かれる。
耳が裂けそうな程の痛みで、じたばたと暴れずにはいられない。
日帝
日帝
アメリカ
アメリカ
耳の神経が断ち切られていく。むち、という音が鳴るたび視界が真っ白になって痛みだけが頭を支配する。
日帝
日帝
アメリカ
アメリカ
日帝
脳が耐えきれなくなり、遂に意識を手放した。
アメリカ
アメリカ
アメリカ
日帝
日帝
日帝
さわっ
耳元に触れる。
トラウマである米国のピアスは、抜かれておりもう無い。
指の当たった部分を空気が通り抜けていった。
ほっとして、ため息をひとつ。
日帝
嫌な夢を見ると、嫌な汗をかく。
ゆっくりと音をたてないように洗面所の扉を開ける。
先輩に気づかれたくないからだ。
私が体の具合が悪そうにしていたら過剰に心配してくるものだから。
ナチス
日帝
ナチス
日帝
ナチス
日帝
ナチス
やはりそうなる。
ナチス
日帝
洗面台を横目に、先輩が腰に腕を回す。
そして唇が重なる。
日帝
ナチス
日帝
先輩との間に銀色の糸が伝う。
ナチス
日帝
ナチス
私は意外とこれが好きだ。米国に侵された身体を先輩に戻してもらえるようで。あの記憶も塗り潰してもらえるようで。
イタ王
梟が慎ましく鳴く夜、私は一人散歩をしていた。
最近は傷も回復してきており、先輩やイタ王の付き添いが無くとも出歩けるようになった。
それに、いざというときはこのぼうはんぶざー?で助けを呼べば良いそうだ。
日帝
日帝
??
?
??
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??
?
??
日帝
日帝
日帝
?
??
?
日帝
何故だ。
私は衰えたといえども大日本帝国だ。普通の奴について来れるはずがない。
まさかーーーーー、
ガッ、
日帝
?
??
日帝
日帝
アメリカ
ソ連
日帝
日帝
鼓動が早くなる。
棘っぽい口調は、息が荒いことを隠すもの。
あの時と同じように、二国を睨みあげる。
懐に手を当て、万が一に備えながら。
アメリカ
アメリカ
ソ連
アメリカ
何故か二国の間に醜い言い争いが勃発する。
だが、私にとってそれは好機だった。
日帝
アメリカ
ソ連
しかし腕を掴まれ阻止されてしまう。
二国がほぼ同時に掴んだため、大柄なソ連の肢体が前に乗り出る。
日帝
日帝
ソ連
日帝
日帝
ソ連
ソ連が顔を顰める。捨て身だったが、案外上手く行くだろうか。
日帝
ソ連
日帝
ソ連
日帝
次の瞬間ソ連が私の左耳をぎゅい、と掴む。
日帝
ソ連
日帝
ソ連は一度にまりと笑い、私のーー
日帝
耳に、歯を突き立てた。
日帝
日帝
ソ連の鋭い歯に耳を抉られる痛みの中、なんとか冷静さを取り戻し懐に手を入れる。
アメリカ
日帝
ギッ、ギッ、
異質の物が耳を突くのは以前と同じ。けど、キリキリとした痛みが何十秒にも渡り続くのは、耐え難い痛みだ。
日帝
歯が神経を切ったのが分かった。
日帝
ぶち!
日帝
左耳に、ふたつめの穴が空いた。
状況を把握できない。情報を処理できない。
乱雑な痛みが身体中を駆け巡る。
ソ連
日帝
また、涙が頬をつたう。
そこに米国がいつか見たピアスを嵌める。
アメリカ
ぎゅ
日帝
片耳から血がぼろぼろ流れる中、情けなくかつての敵国と接吻を交わす。
塗りつぶされかけていたトラウマが、また掘り起こされる。
ソ連が空いた穴の外側の耳たぶを引っ張り、米国も絡ました舌を解く。
そして、言葉を吐く。
アメリカ・ソ連
主
主
主
主
主
コメント
11件
続きがあったら楽しみに待っております!私、小さい頃からピアス開けてたんですが…ほぼ記憶がないんですよね…小さい頃に開けるか大人になって開けるか…どっちが痛いんでしょう…?
ピアスってそんなに痛いって事を知りました。それにしても日帝バリ痛そう…ソ連とアメリカぶっ殺s(((殴