ロボロ
(寒い、僕、このまま凍え死んじゃうのかな…やだな、まだやりたいこと沢山あるのに…)
教会の人
君、こんな所で何しているんだい?
教会の人
もしかして、行くところが無いんじゃないか?
ロボロ
あ…えっと、
ロボロ
…はい
教会の人
それなら、僕と一緒に来ないか?
教会の人
僕の所ならご飯も暖かい寝床もなんでもある!…どうかな?
ロボロ
行き…たい、です…、
教会の人
君、名前は何と言うんだい?
ロボロ
……ロ、ロボロ…です…
教会の人
それじゃ、これからよろしくロボロ
教会の人
教祖様!只今帰還致しました!
ロボロ
…【教会の人の後ろに隠れている】
教祖
あぁ、お帰り。ところで…その、君の後ろに居る子は誰だい?うちの教会の子ではなさそうだが…
教祖
それに、この時期に半袖半ズボンなんて…!
教会の人
この子は、外に捨てられて居たんです…。
教祖
成る程、取り敢えず何か暖まる物を用意しなさい。私はその間に風呂をいれるよう、信者達に伝えておこう…
こんな出来事があってから俺は、しばらく教会で暮らしていた。 平和で、とても楽しい暮らしだった しかし、17歳になった途端、突然俺の暮らしは一変した…
教祖
ロボロ、少しいいか?
ロボロ
教祖様!どうなさいましたか?
教祖
お前には、少し別の場所で暮らして貰うことになった。
ロボロ
ぇ…?そ、そんな、
教祖
すまんな、だがこれも教会の更なる発展の為なのだ…
ロボロ
ッ、(これも、我等が教会の為、それなら…)
ロボロ
分かり…ました、
教祖
ありがとうロボロ君!君ならそう言ってくれると信じていたよ!
ロボロ
(教祖様、喜んでる…ほんなら、この選択は正解やったんやろな)
教祖
それでは、早速準備してくれ、明日には引っ越し先の人が来るのでな
ロボロ
は、はい…!