いるま視点
信じない。あいつがあんなこと言うなんて…。 誰よりもシクフォニが大好きで、メンバーが大好きだと言っていたあいつが…
俺らのことを嫌いって言うなんて…!
いるま
いるま
俺はディスコを落ちた瞬間、目的地に向かって走り出した。 あいつは元声優だから、声だけでならなんとでも取り繕えるんじゃないか。 俺はそこに一縷(いちる)の望みをかけて、あいつの家へと走った。
いるま
LAN
いるま
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いるま
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いるま
ウィーンという音とともに自動ドアが開かれた。 俺はらんの部屋の階のボタンを押し、エレベーターへと乗り込んだ。
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いるま
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いるま
らんの重く低いトーンの声に思わず、敬語になってしまう。
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いるま
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無視されるのがいっちゃん辛い
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いるま
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いるま
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いるま
いるま
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いるま
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いるま
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いるま
俺は一切の迷いもなく、らんの前で土下座をした。 俺のせいで、あいつらまで傷つけるわけにはいかないからだ。
LAN
いるま
なんか声が聞こえた気がしたけど、機嫌を損ねたくはないので 頭は下げたまま、らんの反応を待つことにした。
LAN
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いるま
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いるま
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らんからの返事はなく、冷めた目を向けられただけだった。 でも、あいつらがもう傷つかずに済むならお礼は言っとくべきだと思った。
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らぁんくぅぅぅぅん