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うたは小学六年生
あお、るい、大と同じ松組の生徒
恋愛経験はまだなく、サッカー部に女子一人で入るような物凄い勇気を持つ
そんなうたの恋愛物語
あお
ねぇ〜うた〜
うた
なぁに〜
あお
好きな人とかいないの？
うた
まあ別にいないけど
s君
雨で遊べないらしいから人狼やろうぜ〜
あお
やるやる〜ねぇうたもやろ
うた
うんやる！
あお
るいと大もやろ！
るい
もっちろーん
るい
お前もやれ
大
わかったわかった
s君
じゃあ俺司会ね！
s君
みんなにカード配るよー
うた
"何かな"
うた
うた
やった！
s君
じゃあ夜になるので教室のどっかで目をつぶって下さい！
うた
"カーテンにしよ"
大
"カーテンにしよ"
うた
あっ大
大
お前もいたのか
大
ところでお前なにになった？
うた
ひーみーつ
大
教えろよー
グイッ
大はうたのてを引き寄せた
うた
"うわまじかーこんなんはじめてー"
うた
"てか大のてあったかーい"
この時うたは大に感じたことのない感情を抱いていた
大
いいなぁ人狼の子供か
うた
へっ！//
うた
う、うん
大
てかお前の手冷てーな
うた
そーなんだよねまあ9月だし
大
あっためてやるよ
うた
？//
うた
＂な、なんか大の手あったかくて"
大
お前手震えてるし顔真っ赤だし
大
もしかして
大はもっとうたを引き寄せ自分の胸にうたの顔をつけた
うた
ちょ、ちょ
大
うん？あったかいだろ？
s君
人狼の人目を開けてください
うた
あっ
うたは完全に大に好意を抱いてしまった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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