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初投稿🧏🏻♀️ 桃赤/仕事でも嫌なの
どうぞ!!
俺1人しかいない静かなリビングには
テレビに映るドラマの音声だけが響きわたる
赤
はぁ、と溜息とともに出た言葉
ふとテレビに目を向けるとそこには最愛の彼の姿がある
そう
このドラマは彼氏である桃くんが主演のドラマなのだ
今話題の俳優だのなんだか知らないが
ここ最近桃くんはとても忙しい
一昨日はドラマの撮影
昨日はバラエティ番組の撮影
今日は取材を受けてから昨日共演した方達とご飯に行くらしい
赤
ただでさえツンデレ属性の俺は桃くんがいても甘えることは出来ない
だから最近では関わることも少なくなってきてしまった
桃くんは寂しくないのかな
飽きられてないかな
頭の中は不安ばかりで
でもその不安を消してくれるものは何も無くて
ただ1人小さく涙を流すだけだった
テレビに目を向けると主人公とヒロインの2人がイルミネーションが光る街並みに
告白シーンだった
見たくないのに目がテレビから離せなくてじっと画面を見つめる
桃くんが女の子の手をとる
赤
『ずっと前から好きでした』
『俺と付き合ってくれませんか?』
やだ
俺以外の人に好きなんで言わないでよ
『、、よろしくお願いします』
2人が顔を合わせてニコッと笑う
その笑顔
俺だけのものじゃなかったの、?
ドラマだってわかってるしそれに嫉妬する自分がおかしいだなんて事わかってる
でも
嫉妬で狂いそうで目に涙が溜まる
桃くんが女の子の頬に手を添える
赤
やだやだやだ
2人の顔が近づき唇が重なる瞬間だった
桃
ガチャっと音を立てて桃くんが帰ってきた
それと同時にテレビの中では桃くんと女の子がキスをしていた
赤
赤
とてもここには居られる気がしなくて
そう言い残してソファから逃げるように立ち去った
が
桃くんによって元の場所に戻された
腕を上にあげられソファに寝転ぶような体制になった俺の上に桃くんが誇る
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
桃
大きな桃くんの体に優しく包み込まれる
俺が求めていたのはこれ
優しくて暖かくてももちゃんの匂いでいっぱいになれるからすき
なんだか安心してきちゃって、
涙とともにぽろぽろと本音をこぼす
赤
桃
赤
桃
赤
赤
赤
赤
言葉がつまり上手く喋れなかった俺の頭を優しく撫でながら最後まで話を聞いてくれた
そういうところがすき
桃
赤
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
泣きじゃくる俺にごめんと謝りながら
さっきよりも強く、
でも優しく、抱きしめてくれた
桃
桃
おれの中の不安が一気に消える
不安になる原因はももちゃんで、
でもその不安を消してくれるのもももちゃん
俺もうももちゃんに依存しちゃってるみたい、
赤
桃
桃
赤
その後2人で抱きしめ合いながら寝たんだとさ
おわれ
ここまで読んでくださりありがとうございました;;♡
拙い文章ですが好評だったらまた違うお話も出そうと思いますので
よければコメント、♡、ブクマして下さると嬉しいです( ー̀֊ー́ )✧
では!!
140tap
コメント
31件
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