若菜
ねぇ、付き合ってほしい。
若菜
わ、私の事彼女にしてくれない?
碧
……え、ご、ごめん。そんなふうにお前のこと見た事なくて。。
碧
あと、俺好きな人が…
淡い青春時代中学二年生の初恋
気づいてしまったこの思い
隠し通すことは出来なかった。
けれど
これで私の恋は終了した。
それから四年後わたし達は高校2年生になっていた。
若菜
はぁ。。。疲れたー!
夏美
それ中学の時からの口癖だよねw
若菜
うるさいな!勉強ダルいんだもん
夏美
それは思う。
夏美
あ、そういや碧と連絡取ったりしてんの?
若菜
…え?なんで?
夏美
いや、久々に元中のみんなで集まって遊ばないって話になったから
夏美
碧、スマホ潰れたらしくてw今連絡取れないらしいw
若菜
じゃあわたしも無理に決まってるでしょ!なによー!
夏美
若菜って
夏美
碧のこと好きだったでしょ?
若菜
…何年まえの話よー!
若菜
碧とは中3でクラス変わって高校生になってから会ってない
若菜
家が近いだけ。
夏美
そっかー、まぁいいや。
夏美
若菜も今度の集まり来てね!
若菜
わかったわかった。行くね
夏美
うん!じゃあ、そろそろ帰るー!もう遅いし!ばいばい!
若菜
んー!ばいばーい
カフェから出て家に帰る途中
若菜
あれ?これなんだろ。
道に落ちてたカバン
若菜
とりあえず交番に…
碧
あの!それ俺の!
若菜
…っ、あ、碧?
若菜
そっか、じゃあはい。これ
適当に投げつけた。
碧
おっと、サンキュ!久しぶりだな!若菜!
若菜
っ……
そんな笑顔で話されても困る
私はあの時から普通に接することが出来なくなった。
若菜
う、うん。久しぶり。じゃあばい
碧
えっ、もう行くのかよ
碧
じゃあ暗いし送ってくわ
若菜
い、いいって!
碧の手を振り離した
碧
…えっ、と
碧
やっぱ俺のこと嫌いなまま?
若菜
そ、んなわけ、
声が震える
あの時から碧を避け続けた。
嫌ってなんかないのに。。
碧
あの時、幼馴染としてしか、お前のこと見られなかった。ごめん
若菜
…い、いま謝られたって
若菜
…もういいから。
碧
でも、俺はお前のこと…
碧
仲良くしたいって…
若菜
なにいってんの
若菜
私の気持ち考えてよ!バカ!
すぐに走った。
今はなにも考えたくなかった
何も考えずに逃げたかった。
ハートしてください!!!







