どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
~夜~
もふ&ヒロ&うり
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
俺の役割だというのもあるが、
少しでも早くこの重い空気から逃れたかった
もふくんは勿論、
お調子者のうりでさえ元気がない
なにかを考えているように、どこか上の空だ
そんなことを言っておきながら、俺もかなり思い悩んでいる
いつもなら、そろそろうりの絶叫と、もふくんの怒りの声が聞こえてくるころなのに、
笑顔にあふれているはずなのに、
今日だけは、空気がものすごく重い
…どぬくさん、
なにか、できることはないのか
俺が、昨日、なぜか嫌な予感がして、
眠れなかったときに、
暗い部屋の中でもふくんから聞いた話
どぬくさんは、なにか抱えているんだ
…俺は、二人よりも長い時間一緒にいる
それも、そんなに変わらないけどね、w
でも、…
そんなに短い時間でもわかるくらい、
どぬくさんは何かを抱えてる
闇を
あの、明るい口調と、笑顔の奥に隠してる
…たまに、どぬくさんの目をみるとドキッとする
この人には、何もかも見透かされているんだっていうような気がする
そして、
たまに、隠しきれない闇で、目が憎らしそうに怒っているように光っていたり
そのあと、悲しそうに目が影って、
そのあと、俺に気が付くと、笑顔を作るんだ
…俺には、できることが思いつかない
きっとまだ、どぬくさんは、
俺らに、心を開いてくれていない
そのあと、もふくんは「ごめん、さらに眠れなくなっちゃったよね」って、言っていた
そのあと、「うりのいびきがうるさいから、結局眠れないのは同じか、w」なんて笑ってたけど、
月に反射して、
もふくんの頬を水滴がつたっていくのが見えちゃったんだ
…どうしたらいい?
俺は…
ヒロ(風洋ヒロ)
そうこうしているうちに、皿洗いも終わってしまった
俺が渋々リビングに戻ろうとすると…
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
さっきまで一言もしゃべらなかったもふくんが、俺に声をかけてきて、少しほっとした
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふくんは、深刻な目をしている
何が起こっているかは全くわからないが
もふくんは、この中でもずば抜けて頭が良く、感も鋭い
そして、ここまでもふくんが必死になることなど、これまでになかったんだ
今は、もふくんを、…
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
直感でそう思った
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
自然と歩調が速くなる
なぜか、だんだんと焦っていく
けれども、
押しつぶされてしまいそうなほどの不安もある
この先に、何が待っているのか…
二人も、黙ってしまった
しかし、重苦しい空気はなったくない
ただ、今、
二人は、
突拍子もない事を言いだした俺のことを、
信じて、ついてきてくれているんだ
そう思うと、心がしゃんとしていった
こいつらとなら、
何が待ち構えていても、大丈夫だから…
…無言のまま歩いて、数分後
俺は、なぜかある家の前で足が止まった
その家の標識を見て見ると…
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
<ドンッ
もふ&ヒロ&うり
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
うりは、震えた声で続けた
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
深夜一時、
真夜中の街で、
3人は顔を強張らせていった
コメント
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ええええまじで!楽しみすぎるんですが!?もふくんの話してるシーン好きすぎる❤️神作!てか気づかないうちに家に行ってたとか尊い