日向
僕の家、くる?
愛美
え?
日向
いやだってほら
日向
家ないしさ
日向
ここで寝るのもどうかと、、、
愛美
日向に迷惑でしょ
愛美
ご家族の方やら色々とさ
日向
母さん、父さんは事故で亡くなった
愛美
ごめん
日向
気にしてないから大丈夫
愛美
でも異性の家行くのはちょっと
日向
クラスメイトだし良いじゃんか
愛美
そうだけど
日向
しかもさ
日向
こんな夜遅くに愛美一人だったら男が誘拐する可能性だってあるじゃん
愛美
、、、
日向
だから僕の家に居たほうがまだ、、
愛美
、、、たいの
日向
え?
愛美
もうこんな生活うんざりなの!
愛美
だから死にたいの!
愛美
あんたなんかに私の何が分かるの?!
愛美
学校で散々虐められて
愛美
誰も救いの手を差し伸べてくれなかった
愛美
私は辛い
愛美
だから、、もう死にたいの
日向
死んで家族の方とか悲しむぞ
愛美
家族?
愛美
私を捨てた家族だよ?!
愛美
悲しむ以前に心配なんかするわけない
愛美
家族も何も助けてくれない
愛美
それが現状!
日向
愛美
愛美
なに
日向
君は僕が守る
愛美
は?
日向
君を助ける
日向
だからもう、、、苦しまなくて良い
愛美
チッ
愛美
あんたねえ
日向
なんだ
日向
人が助けるのにそれを無視か?
日向
お前は助けを待ってたんだろ?
日向
その機会を今捨てるのか?
私は圧に押された
愛美
ご、ごめん
愛美
言い方悪かった
日向
とりあえず家に来な
日向
そこでゆっくり話そう
愛美
ごめんなさい
愛美
なんか、、、
日向
良いって
日向
困ってる人が居たら助け合うのは当たり前だろ?
愛美
うん
愛美
ありがと
日向
(え、可愛よ)
日向
じゃあ家行くから付いてきて
愛美
うん