紘
はぁ、はぁ!
俺は急いで旬の所へ行く
一秒でも早く
紘
待ってろ!
紘
俺も、行ってやるから!
改札を出て 限界まで走る
S高近くの公園に行くって 行ってたな
紘
旬っ!
目の前にはボロボロになった旬と 少し傷が付いてる程度の駿樹がいた
旬
なに、してんだよ
紘
…勘違いすんな
紘
あの時の仮を返しに来た
旬
……
紘
お前、ボロボロじゃねぇか
旬
うるせぇな
駿樹
なんだよ
駿樹
お前もやんのか?
紘
やるよ
駿樹
今度は殺す
紘
……。
駿樹
俺の可愛い可愛い由佳を
返せよ
返せよ
駿樹
俺は早く由佳とやりたいんだよ
紘
…身体が目的か?
駿樹
だから?
駿樹
けど、俺なら愛してやれるぜ
駿樹
身体をな?
紘
……
紘
渡すかよ
駿樹
いいよなぁ
駿樹
あいつの身体。
駿樹
敏感なトコ触ったら
あって声出すんだぜ?
あって声出すんだぜ?
駿樹
録音してぇ。
紘
…。
旬
で?
旬
話は、終わり?
駿樹
妬むなよ
旬
妬んでねぇ
紘
とにかく
由佳には近付くな
由佳には近付くな
紘
…今度は俺が殺す。
駿樹
やってみろよ!
紘
やってやるよ
旬
……。俺もやる
駿樹
テメェはそこで見てな
旬
お前に指図されるかよ
俺と旬は二人がかりで 相手に向かう
流石に二人相手じゃ 向こうも手こずったみたいだ
駿樹
チッ。
駿樹
警察沙汰は勘弁だぜ
紘
由佳に
紘
二度と
紘
近寄らないと
約束出来るか?
約束出来るか?
駿樹
…はいはい。
駿樹
分かった分かった
駿樹
俺だってこんな風に
いつまでもやられちゃ面倒い
いつまでもやられちゃ面倒い
駿樹
…じゃーなー
紘
……。
旬
……。
……。
旬
おい
紘
ん?
旬
…ありがとう
紘
おう。
紘
助けに来たぞ
旬
分かってる
紘
俺の方こそ
ありがとう
ありがとう
旬
…何言ってんだよ
旬
親友なら、当然だろ?
紘
ははっ。
紘
そうだな
旬
…けど
旬
由佳は諦めたワケじゃねぇ
からな
からな
紘
おう
紘
俺も、お前なんかに
取られたくねぇ
取られたくねぇ
旬
明日からも頑張るわ。
紘
…おう
旬
帰るか
紘
そうだな
俺達は共に駅へ向かう
そして、電車に乗り、降りて 改札を出て、家へ向かう
旬
じゃあな
紘
おう!
紘
ただいま
由佳
……。
紘
……。ごめ
由佳
なんでそんなボロボロなの!
紘
泣くなよ
由佳
泣くし!
由佳
帰ってくんの遅いし
ボロボロだし
寂しかったし
ボロボロだし
寂しかったし
由佳
……。
紘
ごめんな
由佳
…抱き着いて。
紘
はい。(ギュッ
由佳
……。
紘
今まで構ってやれなかった分
構ってやるから
構ってやるから
由佳
…ほんと?
紘
おうよ
由佳
…。
由佳
寝よ。
由佳
今。
紘
…いいよ
由佳
ありがと。
由佳
じゃ、部屋連れてって?
紘
うん
部屋
由佳
おやすみ
紘
おやすみ
紘
…寝顔は可愛いんだよな
てか、全部可愛い。
紘
…チュッ)
俺は由佳の唇にキスを落とし 由佳と一緒に寝る






