皇朱音
人間は誰しも1度は魔が差すことがあると思う。 失敗することもあると思う。
私は魔が差して人を〇した。 〇したのは親。 理由はムカついたから。
でも、これは仕方の無いことだと思う。
私は今までの人生を全て親に捧げてきた。 ムカついても我慢してきた。
親の言いつけは全部正しいと覚え込ませられていた。
料理を作るのは子供の仕事
洗濯も、食器洗いも、掃除も全て子供の仕事。
甘えたり、泣いたりするのは全て悪い事。
誕生日も、クリスマスもプレゼントなんかなかった。
親曰くプレゼントを貰う子供は全員ワガママな悪い子供なんだそうだ。
言うことを聞かない子供は家から出ないと行けないそうだ。
私は家にいるために必死に言うことを聞いてきた。
中学の時高校受験前、上級学校に入学すらできない子供は家から出すと言われた。
親が指定した学校、それは男子校だった。
親はお前は普通の顔なんだから胸潰して声を変えれば男子と変わらないと言われ、勝手に受験の受付をしていた。
「口答えしたり落ちたら分かってるよな?」
私は必死に勉強して勉強して勉強しまくったが、結局女だということがバレて落ちてしまった
そして私は捨てられた
暫くは路上生活をしてたけどある日Familiarと名乗る人が私を拾ってくれた
Familiarさんはその3日後強盗に〇された。
私はFamiliarさんの家から出て、私を捨てた親のところに行った。
会った時母親は最初いやそうな顔をしたが、しばらく考え込んでニッコリ笑い、言い放った。
「今までのように言うことを聞くなら入れてやってもいい。」
それに頷き私はまたこの家に戻ってきた。
普通の人ならなぜ警察に行かないのかとか、なぜ戻るのか聞きたいであろう。
でも、私には家しかなかった。
殴られても、暴言吐かれても、召使いのようにされても、それは私を愛してるからだと教えられてきたから。
だから、家に戻った。
3年後 私は親がFamiliarさんのことについて話しているところを聞いてしまったのだ。
Familiarさんは私の腹違いの兄だったのだ。
私が生まれた時Familiarさんは10歳だったそうだ。
だけど、私のようにちゃんと言うことを聞かなかったため、捨てられたらしい。
そこでそれ以上聞かない方が良かったのかもしれない。でも、聞いてしまったのだ。
昨日Familiarさんのところに押しかけた強盗は私の親がお金を積んで頼んだ人達だったのだ。
たった3日分の記憶しかないけれど、Familiarさんに対して情が湧いていたみたいだ。
その瞬間目の前が真っ白になった。 気がつけば目の前に〇んだ親がいた。
親の顔はぐしゃぐしゃだった。 私の手は血で酷く汚れていた
我慢の限界で〇してしまったのだ。 だが、不思議と落ち着いていた。
一番最初にしたのは〇体の防腐処理。
その後は浴室に〇体を運んで、どうやって処分しようか考えていた。
薬品なら確実だと思い薬品作りに必要なものを買いに外に出ようとした時に失敗に気がついた。
皇朱音
モブ(借金取り)
灰谷蘭
モブ(借金取り)
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷蘭
モブ(借金取り)
ガッガッドガッ
皇朱音
灰谷蘭
モブ(借金取り)
灰谷蘭
皇朱音
モブ(借金取り)
皇朱音
皇朱音
コメント
3件
好きすぎて꒰ঌ( ˆ꒳ˆ )໒꒱グッバイ