コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
星野
星野
星野
注意 ※VVT様のnmmn二次創作です ※ご本人様方とは一切関係ございません ※公の場での公開、共有等はおやめください
kn×kr シングルベッド
星野
星野
kn
kr
kn
珍しく俺たちは2人揃って家でゲームをしていた。
久しぶりに某格闘ゲームで盛り上がり、時間なども気にしていなかった。
kr
少し欠伸が溢れた時、そういえばと時計を見る。
時刻は思っていたよりも進んでいて、 あと少しすれば日付が変わる時間だった。
kn
彼も気がついたのか、大きくため息をついてソファにもたれ込んだ。
kn
kn
kr
kn
俺が感謝をする前に彼はゲームの電源を切り、机の上の食器を片付け始めた。
kr
kn
kn
kr
別に何も言わなかったら普通に感謝したのに…
とか思いながら感謝の言葉を口にした。
kr
kn
kn
少しだけ嬉しそうに口角を上げていた。
…本当にそういうところが心臓に良くないんじゃないか?
と心の中で思いながら、俺は洗面所へと足を進めた。
歯を磨き終わり、寝室へと向かう。
彼に声をかけておこうと思って先ほどリビングに顔を出したが、部屋は静まり返っていた。
先に寝室に向かったのだろうという予想を勝手に立て引き返した。
kr
向こう側の彼に問いかけるようにしながら扉を開けた。
kn
案の定彼がいた。
シングルベッドに悪びれもなく寝転がり、何故か少しドヤ顔でこちらを見つめる。
ベッドに腰掛け、俺はため息まじりに聞く。
kr
kn
kn
なんとも無責任な答えである。
そういうところだけはやめてほしい… とも思いつつ、俺はクローゼットから布団を取り出そうとする。
一緒に暮らすということでお互い一つずつベッドを頼んだものの、何故か俺の分だけ届かないのである。
そのため一旦ベッドは共用にしようということになり、後から寝る方は布団を敷いて寝ているのだ。
仕事終わりにベッドの奪い合いとかいう小学生のようなことはしたくないからである。
布団を取り出そうとクローゼットに手をかけた時、後ろから声がした。
kn
kr
kn
kr
kr
kn
彼は立ち上がって俺の方へと向かってくる。
首を傾げていると、彼は俺の腕を掴みベッドへと引き摺り込んだ。
kr
ボフンと音を立てて、2人でベッドに倒れ込んだ。
2人にとってはこのベッドは小さすぎて、お互いが引っ付かないと入りきらない。
彼はそれを知っていてなのか、俺を腕の中に閉じ込めた。
kr
kn
kr
寝やすいとは思う。 だが一つ思うことがある。
kr
kn
kn
煮え切らないような、少し恥ずかしいような。
そんな歯がゆい気持ちに襲われながら、彼の顔を見ないようにしながら腕の中で深く呼吸をする。
彼の顔を至近距離で見たらきっと、俺は数日間熱を出してしまう。
深く考えないようにしているとその内、瞼が耐えきれなくなってきて、夢と現実の狭間にいるような気分になってきた。
どうやら俺の体は思っていたよりも疲れていたらしい。
それを見かねてか、彼は俺の頭をわしゃわしゃと撫でて言う。
kn
kr
kr
kr
そう彼に言い残した後、俺の意識は深く沈み込んでいった。
kn
kr
ベッドに引き摺り込んだ後、彼は思ったよりも早く寝てしまった。
少ししてから、自分がやったことに気がついて顔が熱くなっていった。
kn
小声で少し取り乱す。
彼に俺のことを意識させてやろうと思ってやったはずなのに、彼は照れるそぶりどころか動揺すらほとんどしなかった。
過去の自分が恥ずかしくなり、彼の寝顔を恐る恐る見つめる。
kr
kn
夢の中で幸せそうに俺の名を呼ぶ彼を見て、嬉しい気持ちと夢の中の自分に対する嫉妬が同時に浮かび上がった。
バレないように彼の言葉に耳を澄ます。
kr
結局続きは聞けなくて、モヤモヤとした思いだけが俺の中に残った。
思っていたよりも静かに寝るものだからびっくりした。
仮に顔面にキックでもかまされたら普通にグーパンでも返そうと思っていた。
しかし彼は思っていたよりも無防備で、でも強かった。
数十分ぶりのため息をこぼして、1人呟いた。
kn
星野
星野
星野
星野
星野
星野
星野