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ツララ・ヘイルストーンの初恋

第5話 - 食堂にて

2025年08月15日

#マッ腐ル

#オーター受け

#先天性女体化

#ツラオタ

#ツラにょオタ

金の風

魔法局・食堂

お昼休み

がやがや

ツララ

もぐもぐ

ツララ

(ここのシチュー美味しいな。体があったまるよ。)

オーター

ツララ

オーター！お疲れ様

オーター

お疲れ様です。
隣いいですか？

ツララ

うん、いいよ！

カタン

ツララ

(オーターとお昼嬉しいな。
・・・あれ？)

ツララ

オーターが
食堂に来るの珍しいね。

オーター

・・・・ライオが

ツララ

ライオが？

オーター

食事をとれとうるさいので。

ツララ

ああ、なるほど。
オーターってライオに弱いよね。

オーター

まあ、あの人とはそれなりに付き合いが長いですからね。
言う事聞かないとあとが面倒くさいので。

ツララ

そっか。

オーター

ええ。あ、
今の発言、ライオには

ツララ

あはは。
大丈夫言ったりしないよ。

オーター

ありがとうございます。
・・・・ツララ。

ツララ

何？

オーター

今日、またあの装置を使わせていただいてもよろしいですか？

ツララ

それは別に構わないけど、
体調悪いの？

オーター

いえ。
そういう訳では、ないのですが・・・。

そう言いながらオーターが目を泳がせた。こんな彼女を見るのは初めてだった。

ツララ

分かった。
準備して待ってるね。

オーター

はい。

ソフィナ

あら？
オーターにツララじゃないですか。

ツララ

ソフィナ。
お疲れ様。

オーター

お疲れ様です。

ソフィナ

お二人ともお疲れ様です。
それにしても珍しいですね、オーターが食堂にいらっしゃるなんて。

オーター

・・・・・はい。

ツララ

(思う事はみんな一緒なんだな。)

ツララ

え、と。
ソフィナも一緒にお昼どう？

ソフィナ

そうですね。
ではお言葉に甘えて。

カタ

ツララ

そういえば
こうして3人揃うの久しぶりだね。

ソフィナ

最近は多忙で
なかなかこうしてゆっくり話せていませんでしたものね。

ツララ

もう少し仕事に余裕ができればいいのにな。

オーター

確かにそうですね。ですが、言っていても仕方ありません。人々のためにお互い頑張りましょう。

ツララ

うん。

ソフィナ

ええ。

オーター

食事が冷めてしまいます。
早く食べましょう。

ソフィナ

そうですね。
いただきます。

ツララ

うん

全員

ごちそうさまでした。

オーター

では私は先に仕事に戻ります。
ツララ、また後ほど。

ツララ

うん。またね。

カタ

すたすたすたすた

ソフィナ

ツララ

去って行くオーターの後ろ姿を見ていると、ソフィナが私を呼んだ。

ツララ

何？ソフィナ。

ソフィナ

オーターとは
進展はありましたか？

ツララ

ううん何も。

ソフィナ

そう、ですか。

ソフィナは私のオーターへの気持ちを知っている数少ない理解者だ。まるで自分の事のように心配してくれる彼女に笑顔を作って私は続けた。

ツララ

気にかけてくれてありがとう、ソフィナ。
私なら大丈夫だから。

ソフィナ

分かりました。
何か私に出来る事がおありでしたら遠慮なく言って下さい。

ツララ

うん。

ソフィナ

私も仕事に戻りますね。

ツララ

うん、また。仕事頑張ってね。

ソフィナ

はい。
ツララも仕事頑張って下さい。

カタン

コッコッコッコッ

そう言うとソフィナも席を立って去って行った。

ツララ

私も仕事に戻らないと。

ガタ

とことことことこ

ソフィナの言葉を胸に私も彼女に続いて席を立って食堂を後にした。

ツララ・ヘイルストーンの初恋

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金の風

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