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○○

ただいま〜

岸優太

お、おかえり!あれ?君は?

岩橋玄樹

岩橋玄樹です!

岸優太

友達?あ、入院してた?

○○

よく知ってるね

岸優太

○○と仲良いもんね

岩橋玄樹

はい!

岸優太

じゃあ入って?

○○

うん!

岸優太

なんか食べてかない?

岩橋玄樹

え?いいんですか?

岸優太

最近○○どんどん痩せてってさ。。

岩橋玄樹

確かに、、

岸優太

まあ大変だろうし…分かるんだけどね…

○○

私は痩せて綺麗になるって決めたの。

岸優太

好きな男でもいるの?

○○

すぐ恋愛の話…

岸優太

だってさー

岸優太

昨日体重何キロか覚えてる?

○○

55キロ!

岩橋玄樹

え?めっちゃ痩せたね!

○○

うん…まあそんな話はいいんだよ

岸優太

そっ

○○

あ、兄貴も話聞いて

岩橋玄樹

お願いします

岸優太

○○が晩御飯食べるまで聞きません

○○

もーわかったから

岸優太

良かった。カツ丼作ります!

○○

お願い!

岩橋玄樹

仲良いね!

○○

まあね!笑

岩橋玄樹

ここは二人暮らし?

○○

うん。親がね、、

岩橋玄樹

あ、これ以上は聞かない。ごめん

○○

ううん…

岸優太

2人は学校楽しい?

岩橋玄樹

はい。僕達は楽しいんですけど

岸優太

けど?

岩橋玄樹

髙橋先輩と永瀬先輩が…

岸優太

髙橋先輩も…永瀬先輩も…玄樹くん殴った子だよね?

岩橋玄樹

は、はい…

○○

ごめん。この間神宮寺先輩と話してるとこ聞かれちゃって

岩橋玄樹

あぁ…いいよ…

岸優太

廉くんっていう子はよく知ってたよ。いつも○○に優しくてスタイルいいしかっこいいしこんな人が○○の彼氏だったらなぁって

○○

ごめんって…

岸優太

いや○○は悪くないじゃん

○○

でも永瀬先輩昨日女性にレイプされたんだよ

岸優太

え!

私の一言で手際よく料理を進めていた兄貴が包丁を落とした

岩橋玄樹

大丈夫ですか!?

岸優太

うん、大丈夫!

岸優太

それでどうなったの?

○○

今日何食わぬ顔で学校きてたって紫耀がいってた

岸優太

紫耀くんって子には会ったことないな…

○○

めっちゃイケメンだよ

岸優太

○○が告白した子だよね?

岩橋玄樹

え!?そうなの!?

○○

うん、まあ振られたけど

岸優太

振られたも何も仲良くしてくれてるでしょ?

○○

うん…

岩橋玄樹

そうだったんだ。。

○○

でね兄貴にも協力して貰えたらって

岸優太

俺が?

○○

そう?

岸優太

大人が首突っ込んでいいの?

○○

後輩の私たちに首突っ込まれるよりはマシな気がする。

岸優太

悪いけど無理…

○○

え?

岸優太

廉くんに失望したわけじゃないよ?ただ…人には事情があるんだよ。

○○

わかってる

岸優太

なら身を引いて?

○○

え?

岸優太

○○もされたら嫌だろ?自分の過去をベラベラ話されたり調べられてたら

○○

それは永瀬先輩がこんなに酷いことしなかったらその気だったよ

岸優太

でもな…もうちょっと他にも…

○○

自分の過去を理由にして人を巻き込んでいいわけない。

岸優太

わかった…

○○

協力してくれる?

岸優太

ごめんそれはできない

○○

えっ…

岸優太

どうしても人の過去を漁るのは嫌なんだ俺…

岩橋玄樹

すいません、、出過ぎた真似をして

岸優太

玄樹くんが謝ることじゃないよ

○○

岸優太

カツ丼できた!食べて?

○○

ごめん、兄貴余計なこといいすぎた…

岸優太

いいんだよ。まあその代わり○○が何かされたら許さないけど

岩橋玄樹

俺もその気は変わらないよ

○○

ありがとう…

永瀬廉

ついてくんなって…

髙橋海人

え?なんでだよ

永瀬廉

お前まで嫌われるよ

髙橋海人

いいんだよ嫌われても

永瀬廉

馬鹿じゃないの?

髙橋海人

どうせ馬鹿です、俺は…

永瀬廉

うざい…

髙橋海人

あの日廉がレイプされた日。。俺に友達じゃないっていったよな

永瀬廉

ああ、事実だし…

髙橋海人

いや事実じゃない。守ろうとしてくれたんだろ?他人みたいにいったら無関係で余計なことされないだろうって。俺は廉の過去知ってるし俺の前でいい顔する理由ないじゃん。

永瀬廉

違う、事実だからいってただけ…

髙橋海人

廉!

永瀬廉

来るな!

髙橋海人

廉がレイプされて眠ってた時救急車を呼んでくれたのは岩橋玄樹だ…

永瀬廉

は?冗談言うなよ

髙橋海人

嘘じゃない!俺もその場にいた
治療費とかは必要なかったらしいけど診察代払ったのは○○。そのあとアイツらをバレないように警察に通報してくれたのはじん。あの場で一番廉を守ってくれたのは平野。それで…一番廉を心配してたのは岩橋

永瀬廉

うそだ

髙橋海人

嘘じゃない!

永瀬廉

嘘つくんじゃねえよ!

髙橋海人

廉…

永瀬廉

誰も信用出来ねえよ

髙橋海人

え…

永瀬廉

これから二度と俺に近づくんじゃねえ

髙橋海人

…そんな…待てよ!

髙橋海人side ほんとは俺だって廉をかばいたかった だけどあの日廉を守ってくれた岩橋達を見てどうしても偽善に見えなかった、廉の前でアイツらを褒めたくなかった。俺は廉が一番大切なはずなのに… なんで友達を頼らないんだよ…

廉、お前が俺を友達と思ってなくても 俺は友達だと思ってる。 ただ廉が俺を痛みつけるのが幸せならどんな痛みでも受け止める

それで廉の過去の傷が癒えるなら…

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