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月詠 涼
684
設楽理沙
910
#夫婦
46
あれから数日経つけど、藤原さんを避けてしまっている……。
クライアントさんとのアポを優先していたら
全然仕事が進んでないや。
今日は残業だな……
残って資料をまとめる。
デスクの時計は、20時を過ぎていた
ぐぅーっ
お腹すいた……。
帰り、何買おうなんて考えていたら、
ガサッ。
パソコンの隣に紙袋が置かれた
見上げると藤原さんが無言で立っている
あ……
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
ぽつり、ぽつりと交わされる会話。
藤原綺斗
雨宮結衣
少しの沈黙のあと
私は思わず笑ってしまった
雨宮結衣
藤原さんなりの謝り方なんだと思ったら、なんだか気が抜けた。
藤原綺斗
…素直
雨宮結衣
私は袋をのぞき込む
ちょっと高級そうなサラダに、ローストビーフ
それに、具沢山のスープまで入っていた
ぐぅ。
その瞬間、またお腹が鳴った。
雨宮結衣
パソコンを閉じると、遠慮なく食べた
藤原さんは私の隣に座り、何も言わずに資料に目を通していた。
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原綺斗
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原綺斗
クスッと笑ってしまう
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原綺斗
それだけ言うと藤原さんは少し黙った。
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原さんは小さく息を吐くと、
ふっと優しく笑って、出ていった。
コメント
3件
ああ、このエピソードすごく好きです……! 藤原さん、無言で紙袋置いて去ろうとするの、完全に照れてるじゃないですか(笑)。でも「ごめん」って素直に言えるところがいいなあ。雨宮さんが「もう怒ってないですから」って笑顔で言ったあとの、藤原さんの「そっか」と優しい笑顔。あの一連の空気感がたまらなかったです。二人の距離が自然に縮まっていく感じが、読んでてこっちまでほっこりしました🤍