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海人side

俺は知ってる

人間が醜くて、汚いことを

中学生の時、俺はそれを知った。

当時俺は、絵を描くことが好きだった

その絵が佳作になった。

本当に嬉しかった

父に自慢しようと思い、絵を見せた

海人

お父さん見て!

海人

俺の絵が佳作になった!

海人父

あ…?佳作…?

海人父

こんなもの、賞のうちに入らない!

目の前で絵をビリビリに破かれた。

そして殴られた。

決まって父は俺にこう言う

海人父

あいつの血が通ってるお前なんか!

あいつとは、俺のお母さんのこと。

お母さんは病死した。

父さんは、精神的にやつれて、息子の俺に当たるようになった。

ある日、俺は父の虐待から救われた。

レトロ雑貨店 ひまわり

海人side

ある日、俺は父から逃げ出し、この雑貨店に入った。

ひまわり店主

いらっしゃいって…

海人

助けて…ください…。

ひまわり店主

もう安心だ!何があったのか話せるかな?

店主さんが、俺を助けてくれた。

以来、俺はここで住まわせてもらってる。

父は逮捕された。

児童虐待の罪でだ。

俺はやっと救われた。

1年1組教室

海人side

星奈と出会ったのは、高校1年の時

たまたま同じクラスで、席が隣だったから仲良くなれた。

廉、ジン、真由とも友達になって、毎日が楽しかった。

でもある日、事件が起きた。

真由

みんな…グスッ(泣)

どした?

海人

なんか…あったの?

真由

星奈に殴られた…

真由

私は星奈の邪魔になってたみたい…

海人

え?星奈がそんなことする?

信じれんのやけど…

真由

傷だってあるの…

そう言って真由はお腹を捲った

絶句した。

海人

え…本当に…?

許せん…

真由

怖い…

そんな時、丁度良く、星奈が来た…

星奈、お前、そんな奴やと思わんかったわ。

廉が冷たい口調で星奈にそう言った

海人

最低…

自分もそんなことを口走っていた。

星奈

え…?

しらばっくれんな!!お前、真由のこと殴ったやろ!

星奈

私…そんなことしてない…

海人

星奈、まじで最低…

勇太

もう俺達に近付くな。

その日を堺に、星奈へのいじめが始まった。

最初は、物を隠したりするだけだった。

でもそれは日に日にエスカレートしていった。

ある日、思った。

俺は、今父と同じことをしてるんじゃないかって

途端に、虐められてる星奈が中学の時の俺と重なった。

俺は、それをかき消すように星奈を虐めた。

学校最寄りの公園

海人side

勇太

探そう!

言うんだよ俺!

ちゃんと、伝えるんだ。

もう…二度と同じ思いしたくないし

させたくないから!

海人

お…おい!

勇太

なに…?

紫耀

どうした?

海人

俺の…知り合いが…レトロ雑貨売って…て…

海人

もしかしたら…あるかもしれない…

海人

星奈のと…同じ型の…望遠鏡…。

紫耀

……………

紫耀

髙橋!

海人

(ビクッ…)な、なんだよ…。

紫耀

教えて!どこ!

俺は、二人を連れて行った

レトロ雑貨店 ひまわり

ひまわり店主

いらっしゃい…

ひまわり店主

おや…海人の友達かね…?

紫耀

こんにちは、髙橋くんと同じクラスの平野紫耀と申します。

勇太

同じく、神宮寺勇太です。

海人

あのさ、ひま爺のコレクションの望遠鏡、全部見せてくんない?

ひまわり店主

望遠鏡…か、確か…こっちだ…

勇太

うわ…すげぇ数の望遠鏡…。

紫耀

……………………………………

紫耀

あ!

紫耀

これ…

ひまわり店主

お、この望遠鏡はプレミアだよー。

ひまわり店主

希少種だからねーまだ持ってる子なんているのかなー。

紫耀

あの…これ、いくらですか?

ひまわり店主

うーん、30000円くらいが最低かなー…

勇太

高っ…!

紫耀

わかりました、はい、30000円。

勇太

え!?

海人

は!?

ひまわり店主

まいどありー、ごめんね高校生にこんな金額…。

紫耀

いえ、安いもんです。

勇太

やば…

海人

何者…

紫耀

ほら!学校戻って、星奈の家の住所聞いて、行こう!

勇太

うん!海人、いくよ!

海人

え、俺も!?

星奈の家

星奈side

平野くんにも勇太にも迷惑かけちゃった。

望遠鏡壊されちゃったし…

私、本当に生きてる意味が無い…

ピンポーン…

星奈

え…

星奈

誰…優くんかな…。

ガチャ…

紫耀

星奈!

勇太

良かった…家に居たー!

海人

……………

星奈

平野くんと…勇太と…

星奈

海人…?

紫耀

髙橋が探すの手伝ってくれたの!これ!

紫耀は星奈に望遠鏡を手渡した

紫耀

俺達からのプレゼント!

勇太

(金払ったの平野なんだけど…)

海人

(一銭も払って無いんだけど…)

星奈

これ…!

紫耀

探すの苦労したー、譲ってくれた人がね、プレミア品って言ってた!

星奈

良いの?貰って…

紫耀

あ、でもちょっと高かったからなー

紫耀

交換条件!

星奈

何…?

紫耀

星奈と神宮寺と俺と髙橋で、天体観測一緒にしよう!

海人

え…

紫耀

大丈夫髙橋!お前は変われてるから!

海人

…うん。

海人

星奈…今まで、酷いことした。

海人

本当に、ごめんなさい!

海人

おれ、ずっと親から虐待受けてて

海人

星奈と、同じような思いしてたのに

海人

星奈のこと、助けるどころか…

海人

便乗して虐めて…

海人

俺は…何もできなくて…

星奈

それは違うよ…!

星奈

海人のお陰で、また天体観測ができるの。

星奈

海人は、私にもう一度生きるための希望をくれたから…。

星奈

ありがとう…。

海人

グスッ(泣)

海人

ほしなぁー!

海人は星奈を抱きしめた。

星奈も海人を抱きしめた。

勇太

あ、もうそろ俺門限だ。

海人

俺もバイトー。

紫耀

じゃあ、お邪魔しました!

星奈

みんな、本当にありがとう!

駅前

勇太side

ふと、気になることがあった。

勇太

なぁ、平野…。

紫耀

ん?どーした?

勇太

あんな大金、どこから…。

海人

あ、それ俺も気になった。

海人

30000円とか普通出せる?笑

勇太

疑ってるとか、そんな訳じゃ無くて…

勇太

ちょっと、気になった…

紫耀

俺さ

紫耀

小中高1と、友達居なかったんだよ。

Love Forever〜君に出会えてよかった〜(完結済連載)

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この話好きすぎます! 主さんのペースでどんどん出しちゃってください(●︎´▽︎`●︎)

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