さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
正直なところ、オレはマイキーも○○も同じくらい好きだ
だからこそ、2人には幸せになってもらいたい
春千夜
春千夜
スマホのカメラアプリを起動しながら、ハコの中のコンドームをひとつ取りだし、くわえる
春千夜
○○と自分がしっかり写るように内カメでシャッターを切る
春千夜
春千夜
見事に匂わせ写真を作り上げたのだ
春千夜
メッセージアプリを開き、連絡先をスライドしていく
春千夜
「首領(マイキー)」のアカウント名をタップすると今までのトーク履歴が画面に映し出された
春千夜
半年以上もの間、彼女は毎日メッセージを送り続けていた
しかし、どれだけ履歴をさかのぼっても相手の連絡した痕跡は見つからなかった
春千夜
コイツ、こんな状態でずっと…
横の彼女を見ると、目の下にクマが出来ていた
彼女の頭をゆっくり撫でる
春千夜
もう覚悟は決めた
もしかしたらオレはマイキーに消されるかもしれない
だけど…
春千夜
彼女を横目にスマホの画面の上の指を走らせた
春千夜
春千夜
春千夜
幸せそうな顔して寝やがって…
春千夜
ちゅ
彼女のおでこに唇が触れる程度のキスをする
春千夜
らしくない自分の行動に呆れながら○○のスマホを投げる
春千夜
その足のままシャワーへと向かった
-次の日-
春千夜
そうだった、春千夜と泊まったんだった…
どうやら介抱してくれたらしく、なんか申し訳ない気持ちになった
春千夜
やっぱコイツまつ毛バシバシだな
顔だけはいいんだ、顔は
春千夜
春千夜
春千夜
スマホを開くと、送った覚えのないトーク画面が表示されていた
え、なにこれ
マイキー宛てじゃん!?
って、なにこの誤解しか招かなそうな写真!!
春千夜
春千夜
コイツスクラップ確定だな
春千夜
春千夜がトーク画面を私の方に向ける
春千夜
その瞬間、彼は子供のような笑みを浮かべた
嘘でしょ…
既読、ついてる…
コメント
4件
はるちゃん...( ;ᯅ; )
春ちゃん…好きすぎる