他に質問があれば今…
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
千鶴
なんだろう
俺を誘拐して
みんなを傷つけた人なのに
千鶴
苦しそうで
助けたくなる
表情がまるで
あの子のようで
…あの子、…
千鶴
千鶴
ちぐッ、…
ごめん、っ
ごめんッッ"、!
ぼく、っ!
_____!
…なん、だ
今の…
千鶴
千鶴
また、
夢の中で、何か…
思い、だせ…たら…
彼の背中を追い夜の街を走る
余程の事がなければ息があがらないよう訓練はしている
彼は特に体力がある
…なのに
彼の腕を掴み後ろに引く
俺の読み通り彼は軽く引っ張っただけで倒れてしまった
限界はとうに超えている
俺は
みんなに死んでほしくない
命の危険だってある
早く帰らないと
彼が叫ぶ
俺だって心配だ
俺のせいで行かせてしまった
俺が弱いから守れなかった
全部責任は俺にある筈なのに
なんで俺は無傷で
みんなはボロボロで
怖い
これ以上
辛い思いはしたくない
帰りたい
自分のせいなのに
勝手に逃げようとして
全部
俺が悪いのに
言ってしまった
人一倍責任感の強い彼だ
今一番辛いはずなのに
最後にちぐちゃんに会ったのは彼で
別れを目の前で体験したのも彼で
それでも俺を気遣ってくれて
それなのに
俺は
なんで笑うんだよ
怒れよ
なんで
なんで、っ
もうこれで
みんなを死なせることは無い
ちぐも死なせない
俺は逃げたりしないから
この命をかけてでも
コメント
1件