夜11時過ぎ頃
大好きな作家の本を一人っきりで堪能したかったため
夜はほぼ誰もいない図書館に行き、今はその帰り道を歩いてる
心花
私の家が見えてきたと同時に家の前でうずくまってる人影が見えた
心花
???
玄関にあと数歩を歩けば着くという所で、正体が分かった
心花
心花
さくら
彼女は私の姉の恋人であり、私の大学の先輩だ
この人はとてもほわ~んとしていて
ウチの大学では
「鈍感な天使」
と言われている
さくら
心花
上目遣いをしながらそういう彼女に胸を突き刺される
小刻みに震える彼女を見るとだいぶ前から私を待っていたことが分かる
心花
さくら
心花
心花
さくら
心花
心花
心花
さくら
スゴく可愛い笑顔をして返事をしてくる彼女についつい口角が上がってしまう
私は彼女にバレないように頬を何回も叩く
そして、ニヤニヤが収まってから温かい紅茶を淹れる
突然来るのは初めての事ではなく
いつも何かがあった時にウチにくる
何で来たのかと聞くと
姉に怒られたと言う
詳しく聞こうとするといつもはぐらかされる
これがいつもの会話
でも今日はちゃんと聞いて
これからは来ないようにしてもらうつもりだ
だってお姉ちゃんにバレたら怒られるじゃ済まないはず…
いっそのこと殺されるんじゃないか…
それを防ぐため、今日こそは…
さくら
心花
さくら
心花
さくら
さくら
さくら
呑気にそう言う彼女
自分の行動に責任を持っているのだろうか…
下手したら、お姉ちゃんはさくら先輩も殺しかけないっていうのに…
私は紅茶を持ってリビングに行く
さくら
心花
さくら
さくら
心花
さくら
心花
さくら
心花
心花
さくら
心花
さくら
まただ…
心花
さくら
心花
さくら
心花
さくら
さくら
心花
さくら
さくら
さくら
いつもの私ならここで食い下がってしまう…
でも、今日はハッキリ言わないと
心花
心花
さくら
心花
心花
さくら
心花
さくら
心花
心花
さくら
心花
さくら
さくら
心花
さくら
さくら
心花
さくら
さくら
心花
心花
さくら
そういうと彼女は
そっと唇を重ねてきた
びっくりして目を開けていると
彼女は私のそんな表情に気付き
そっと唇を離した
さくら
心花
さくら
さくら
さくら
そしてさっきまでの純粋そうな表情はなくなり
天使ではなく小悪魔になっていた
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
今日の願望or独り言
コロナ、早く◯んでくれ!
主
主
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