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一切ない

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一切ない

1 - 一切ない 一話

♥

50

2021年09月05日

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DZCAB

こんにちは

DZCAB

夢望はどうでしたか?

DZCAB

今回の第2のシリーズは少し違う世界観のお話です

DZCAB

もし宜しければお話のリクエストやアドバイスなどありましたらコメントでお待ちしておりますm(_ _)m
よろしくお願いします🙇‍♀️

DZCAB

では行きましょー!

それは突然だった。

彼女が俺の前から姿を消した。

俺は高いビルに会社からの命令で 居住しているが 有名人でも芸能人でもなく ごく普通の一般人だ。 高校を卒業し、成人になった俺は この広い都会で働いている。

奏麻

今日は雨…か…

奏麻

止むといいな

コンコン

奏麻

はーい

まだ起きてる?

奏麻

うん

良かった

この書類明日までに
提出してほしくて

奏麻

あ、了解

そういえばこの仕事
辞めるんだっけ?

奏麻

うん

奏麻

そろそろ夢を叶えたくて

どんな夢だっけ?
小さい頃話してくれてたよね

奏麻

うん

奏麻

小説家の夢

そっか

この子は結(ゆい)。 仕事の同期で幼なじみだ。

そういえば昨日のニュース見た?

奏麻

昨日は忙しかったからなー

奏麻

どうして?

実はあの超有名の小説家が
退職したらしくて

奏麻

え!?

それでパーティーが
開かれるみたい

奏麻

そうなんだ

そこでなんだけど…

奏麻

うん

一緒に行かない?

奏麻

え!?招待状とか
いらないの!?

らしいよ

奏麻

そうなんだ

もしかしたら辞めた理由とか
分かるかもよ

奏麻

確かに気になるな

じゃあ行こ

丁度あそこのビル
ほら!

結の指さした方向に 大きなビルがあった。

じゃあおやすみ
その書類絶対やっといてね

奏麻

あ、了解
おやすみ

奏麻

あ、待って
パーティーっていつ?

えっとね
次の水曜だったはず

また連絡する
ってか部屋隣だし

奏麻

そうだな

俺らの職場は家も管理されている。 でもそれは希望者だけだ。

俺も結も希望してここにいる。

約束の水曜日

奏麻

んー…
ん!?

おはよ!
朝だよ(*^^*)

目を開けると俺の上に 結が乗っていた。

奏麻

毎朝いいよ
そんな起こし方しなくて

だってこうやって
起こさないと
いつまで経っても
起きないでしょ?

奏麻

そうかもだけど
もう俺らもいい歳なんだし

は?何言ってんの?
まだ23ですぅー!

奏麻

はいはい

まさか!?
奏麻って歳上だったの!?

奏麻

んなわけ!
俺も23だけど、いい歳って
そういう意味じゃなくて
もう大人だろってこと

え!?奏麻って大人だったの?

奏麻

もう成人越してるぞ!

あれ?成人って何歳?

奏麻

20から

あ、そっか

奏麻

それで本当に中学
オール5だったの
すげぇな

まぁねー

そんなことよりー
早く着替えてよ

奏麻

分かってるよ

ってかなんかないわけ?

奏麻

何が?

結は俺の目の前でモジモジしながら 問いかけてきた。

奏麻

まさか!?
お前!太ったのか!?

は!?もういい!最低!

奏麻

え?悪いこと言ったか?

言った!このデリカシーない
バカ!アホ!ブス!

奏麻

ブスはないだろ!

俺らはいつもこんなふうに 喧嘩していた。

せっかく可愛いドレス
着てきたのに…((ボソッ
褒めてくれてもいいのに…((ボソッ

奏麻

奏麻

あ!ホコリついてる

奏麻(そうま)は結の髪の毛の 誇りをとった。

/////

奏麻

全く…
お前が暴れるからだろ?

うるさい…////

俺は結と一緒に外に出た。 太陽がまぶしかった。

奏麻

ここ?

うん

奏麻

中入るか

ドンッ

奏麻

痛ってぇ…

奏麻!大丈夫?

弥織

ごめんごめん……って

弥織

奏麻?

奏麻

ん?

弥織

やっぱり!奏麻じゃん!

奏麻

兄ちゃん

奏麻

なんで東京に?

この人は俺の兄ちゃんの弥織(やおり) なんだけど…… 静岡に母さんたちと住んでて 東京にはいないはずだったんだけど。

弥織

そりゃ決まってんだろ!
超有名小説家がパーティーって
行くしかないだろ!

奏麻

どうせ彼女作りが目的でしょ

弥織

Σ(・ω・;)ギクッ

奏麻

他をあたれ

弥織

奏麻は冷たいなぁ
お!結ちゃん!
久しぶりヽ(*'▽'*)ノ

お久しぶりです(*^^*)

奏麻

結!行くぞ

あっ!ちょっ!

結は奏麻に着いて行った。

奏麻

なんか飲み屋みたいだな(小声)

黙りなさい(^-^)

奏麻

はい……

香夜

あら?お客さん

奏麻

あ、はい
俺ですか?

香夜

ええ、口に何かついてますよ

奏麻

え?どこ……

女の人は奏麻の唇に手を触れた。

奏麻

ドキッΣ(⊙⊙)

香夜

あら、ごめんなさい
唇でした(*^^*)

ムッ( `ω´ )

(なに?この人!
奏麻に触れないでよ!)

奏麻

あ、あの
俺の口そんな辺ですか?

香夜

いえいえ!とんでもない!
あなたの口がまるで
薔薇のように赤かったので
ソースとかかと思いまして

奏麻

それ、ヤバくないですか(._."ll)

香夜

そうですか?
ディップとかはしてないみたい
なので私的には
羨ましいですよ(*^^*)

!?

待ってください!
さっきの薔薇のように
赤かったってどっかで…

香夜

あら、お気づきですか?

まさか!?あなたが!?

香夜

はい(*^^*)
それは私が一番最初にかいた
小説の謎の美女のセリフです

やっぱり!

奏麻

奏麻!まだ分からないの?
この人こそ超有名小説家!

奏麻

え!?

香夜

このセリフにぴったりな人が
いたのでついつい
声をかけてしまいました(*^^*)

奏麻

あの、なんで辞めたんですか?

奏麻!
それは後で聞けるんじゃ…

香夜

いえ、その件に関しては
お話しません

なぜ!?

香夜

でもお2人には特別に
お話します(*^^*)

香夜

私、実は入院するんです

奏麻

入院?

香夜

ええ

香夜

明日が山だと言われ
今日のパーティーが終わったら
病院に向かいます

奏麻

そんな……

だとしたら会いたくなかった。

死ぬかもしれないなんて だったら最初から会いたくなかった。

俺は知ってる人が死ぬという経験を したことはない。

だから尚更怖い。

やめてくれ

死ぬな

香夜

他人の話でそんな顔しながら
聞かないでください

香夜

私が悲しくなります

奏麻

!?

俺は無意識に暗い顔をしていたらしい

奏麻

ごめんなさい

香夜

いえいえ〜

ここは何時まで
やってるんですか?

香夜

0時までです(*^^*)

了解です!
じゃあ最後まで見届けます

香夜

ありがとうございます

奏麻

あ、あの!

香夜

はい

奏麻

小説家になって
良かったことってあります?

香夜

うーん
こんなにもたくさんの人に
自分の作品を読んでもらって
笑顔になってくれたことです

香夜

なんか日本語おかしいですね

奏麻

全然!おかしくないです
俺!小説家が夢で

香夜

そうなんですね
応援してます(*^^*)

香夜

もし、まだ生きていられたら
見させていただきます(*^^*)

奏麻

絶対生きてください!

香夜

ありがとうございます(*^^*)

私も死なないでほしいです

こんな素敵な作品は
先生にしかつくれません

香夜

嬉しいです(*^^*)

そして俺たちは最後までずっと 先生と話していた。

0時

香夜

今日はありがとうございました

香夜

最後に楽しい思い出が
できました(*^^*)

最後なんてやめてください

香夜

ふふっ(*^^*)

香夜

ではお名前聞いても
よろしいですか?

秋宮 結です!

香夜

結さん!
可愛いお名前ですね

奏麻

俺は神崎 奏麻です

香夜

奏麻!
お2人ともとても
良い名前ですね
しっかり覚えておきます(*^^*)

香夜

ではさようなら(*^^*)

奏麻

はい!また!
絶対会いましょう!

絶対ですよ!

香夜

(*´꒳`*)ンフフ

この時はまだあんなことになるなんて 思いもしなかった。

あんな……ことに……。

一週間後の夜

コンコン

奏麻

はーい

やほー

奏麻

久しぶり
パーティー以来だね

うん

小説はどう?

奏麻

良い感じ

奏麻

明後日出しに行くんだ

へー!楽しみ〜

奏麻

あれから一週間か…

やっぱりあのニュース
気になるよね

奏麻

あのニュース?

プルルルル プルルルル

あ、電話だ
ごめん会社からだ
また後で来るね

奏麻

了解

結は部屋から出ていった。

奏麻

なんだろう
あのニュースって

香夜

奏麻くん(*^^*)

奏麻

ん?今先生の声が
聞こえたような

奏麻は辺りを見渡したが 誰もいなかった。

香夜

こっちこっち(*^^*)

奏麻の背中に誰かの手が 触れるのが分かった。

奏麻

わっ!!

奏麻

先生!?

香夜

久しぶり

奏麻

どうやってここが!?
どうやって入ったんですか!?

香夜

んー気がついたらここにいた

奏麻

え!?

奏麻

今何時だ!?

丁度0時だった。

奏麻

ちょっと握手しても
いいですか?
夢か現実か確かめたくて

香夜

いいですよ(*^^*)

確かに体温も感触もある。 これって現実!?

香夜

あ、あの!

奏麻

はい?

香夜

って……

香夜

入れ替わった!?

奏麻

そうみたいですね

香夜

いやいやいや!
そうみたいですねじゃなくて!

香夜

どういうことだ!?

ガチャッ

奏麻ー
ごめんごめん

香夜

うわっ!結!?
どうしよう!
先生と二人でいたなんて
なんか誤解されるに違いない!

もう長引いちゃってさー

香夜

あれ?俺に気づいてない?
そもそも声も聞こえてない?

奏麻

そうだったんですね(*^^*)
大丈夫ですよ(*^^*)

え?何その喋り方気持ち悪っ

香夜

でも入れ替わりは
直ってないんだ

それでさっき言ったニュース

先生が今、意識無しの状態
なんだって

香夜

え?

奏麻

ほよ?

だから何そのキャラ……
マジで鳥肌止まんない
ちょっと小説の
書きすぎじゃない?

今日はゆっくり休みな

じゃあねー

結は部屋を出ていった。

香夜

先生……
どういうことっすか?

奏麻

私もわからないです(*^^*)

香夜

笑ってる場合じゃ……

奏麻

それより奏麻さん!
とりあえずもう一度
握手してみませんか?

奏麻

もしかしたら入れ替わりが
直るかもです!

香夜

なるほど!
やってみましょう!

二人はまた握手をした。

奏麻

あ、あー(声出し)
お!直ってる!

香夜

良かったです(*^^*)

奏麻

じゃあちょっと整理を
しましょう

香夜

はい!

奏麻

まず先生が来たのは
丁度0時

奏麻

握手をしたら入れ替わる

奏麻

相手からは先生の姿と声は
聞こえない

ドンッ

香夜

イッタ!

奏麻

どうしました!?

香夜

なんか壁に……

奏麻

え?

おいおい待てよ? その指さしてる方向に壁なんてない!

奏麻

俺も1回通ってみます

奏麻が今いる先生の位置から 1mを通り過ぎてみた。

香夜

うぅ…痛いです

奏麻

どうしました!?

香夜

大きな壁に押されます(இДஇ )

奏麻

まさか!?
俺と半径1m以内の範囲でしか
動けない!?

奏麻

どういうことだ!?

そして俺たちは朝まで話し続けた。

奏麻

あ!もうそろ6時だ!

香夜

なんか眠いですね

奏麻

そうですね

奏麻

あ!待って今日引越しだ〜
じゃないわ!
俺居ていいって言われたんだ!

奏麻

ラッキー!

香夜

何の話ですか?

奏麻

えっとね!

奏麻

俺の前の会社がこの場所を
管理してくれてるんすよ!

そう言いながら俺は瞬きをした。

奏麻

!?

なんで?さっきいたはずなのに…

奏麻

先生?

奏麻

先生ー!

奏麻

いなくなってる!?

奏麻

今何時だ!?

奏麻

6時1分!?

奏麻

どういうことだ!

奏麻

夢だったってこと?

コンコン

おはよー!

どう?調子良くなった?

奏麻

あ、うん

良かった!
じゃあ行くよ!

奏麻

どこに?

決まってんでしょ!
先生の病室に!

奏麻

え!?やっぱりまだ
意識ないのか?

うん…
もうずっとないみたいなの

どういうことだ!?

続く

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