天使のお茶会 後編です
どうぞお楽しみください
主様がこの世界に携帯を持ってる設定を追加しました
主様
ケルビム
主様
主様
"お茶会"が開始されてから何分経っただろうか、相手からは何の攻撃もしてこないし、ただ時間がすぎていくだけだ
少しづつ紅茶を口にしながら私は知能天使を見る
ケルビム…確かあの塔で出会った知能天使だ、美麗な姿とは裏腹に私達人間に容赦がない
少し話してみて思ったのだが、彼は結構表情豊かだという事
ケルビム
主様
ケルビム
主様
ケルビム
頬ずえをつき視線を逸らす
天使の羽も少し動きが弱まっている
主様
ケルビム
主様
手紙を貰ってからずっと聞きたかったことだ
ケルビム
主様
ケルビム
ケルビム
主様
ケルビム
ケルビム
主様
主様
主様
主様
突然鳴り出した携帯のアラームを慌てて止める
その音にびっくりしたのか彼も目を見開いた
ケルビム
主様
何故だろう、何か嫌な予感がする
そう思いながら私は携帯を見つめた
ルカスside
ルカス
ルカス
長い森をひたすら走る
これは全て私の責任だ、私が皆に話していれば…
ベリアン
ベリアン
ルカス
ルカス
ルカス
ルカス
ルカス
ベリアン
ルカス
ベリアン
ベリアン
ルカス
あんな事を言ってしまったのだから、もう後には引けない
主様から伝えられていた場所を目指して走っていく
途中で何度も転びそうなったが、そんなことは関係ない…
ルカス
ケルビム
ケルビム
主様
主様
ケルビム
ぼーっとしていた頭を覚まし、辺りを見回す
段々と天使の数が減っていってるような…
ケルビム
主様
ケルビム
ニヤ…と目つきが変わる彼に思わず身構える
私を見てあはは、と笑ったあとこう告げた
ケルビム
『大量の天使をエスポワールに送り込むためだよ』
主様
次の瞬間、今まで周りにいた天使が勢いよく飛んでいく
思わず立ち上がり空を見上げる、本当だ
あの方角は
主様
ケルビム
主様
ケルビム
ケルビム
ケルビム
主様
ケルビム
『ボロボロで、今にも倒れそうな執事が君の助けを待ってるよ』
あれ…なんでだろう
体が動かない
それどころか体中ブルブル震えて抑えが聞かない
破れた布に染み出す血
立ち上がれなくなり悪戦苦闘している執事達が脳内をよぎる
ケルビム
ケルビム
主様
飛んでいくケルビムに手を伸ばそうとするが、震えてその場に座り込む
どんな顔して皆に会えば…
もう、こうなったら主失格なのではないか、と自虐しながら少し微笑む
早く行って、悪魔の力を解放してあげなくては危ないというのに
今の私にはそれが出来ない
主様
主様
???
ルカス
主様
ルカス
主様
ルカス
主様
「主様!」
主様
急に呼ばれハッと我に帰る
さっきまでネガティブな事を口走っていたような…
ルカス
ルカス
主様
主様
主様
ルカス
ルカス
ルカス
ルカス
ルカス
その後私はルカスの手を取ってエスポワールの方に歩き出した
……え、お姫様抱っこの方はどうしたかって?
そんなの恥ずかしいに決まっているから却下した
ルカス
ベリアン
ベリアン
幸い危機的状況に陥る前に駆けつけることができた私達は、無事天使を倒し終わり
この騒動は幕を閉じた
〜デビルズパレス〜
医務室
主様
主様
ルカス
ルカス
主様
ルカス
そう頭を垂れて申し訳なさそうにしている私の頭を撫でる
そしてゆっくり近づくと、そっと私を抱き寄せた
主様
ルカス
ルカス
主様
ルカス
主様
主様
ルカス
ルカス
ルカス
ルカス
そう自虐気味に笑うルカスをじっと見つめながら、軽くため息を着く
ルカス
主様
ルカス
主様
ルカス
主様
ルカス
ルカス
ルカス
主様
主様
〜???〜
セルフィム
セルフィム
ケルビム
ケルビム
セルフィム
ケルビム
セルフィム
ケルビム
ケルビム
セルフィム
ケルビム
ケルビム
ケルビム
ケルビム
セルフィム
ケルビム
ケルビム
ケルビム
ケルビム
また…会えるよね
デビルズパレスの主様
コメント
1件
ワァ(゜▽゜)