作者
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卒業式の朝
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
男子
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
男子
卒業式
男子 のボタンを欲しさに争奪戦が行われていた。
その他のクラスメイト
逃げながらもどんどん奪われていくボタンや布たち。
やっとの思いで保健室に避難できた。
保健室のマドンナ
男子
男子
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子 白衣を着る。
保健室のマドンナ
男子
男子
男子
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
男子
保健室のマドンナ
男子が近づいて、嗅いで来る。
手、首筋、髪の毛…全身を嗅がれていく
男子
保健室のマドンナ
男子
男子が指さしたのはマドンナがいれた紅茶だった。
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
渡されたのは男子のボタンだった。
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
ガタガタと保健室のドアが鳴った。
その他のクラスメイト
男子とマドンナの姿はカーテンで区切られていて見えていない様子だった。
保健室のマドンナ
その他のクラスメイト
保健室のマドンナ
マドンナはカーテンの中から返事した。
その他のクラスメイト
カサカサとシーツを被る男子
保健室のマドンナ
その他のクラスメイト
カツカツと近づいてくる。
間一髪のところでマドンナがカーテンから出てくる。
その他のクラスメイト
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
その他のクラスメイト
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
その他のクラスメイト
パタン
シャッとカーテンが開けられる。
保健室のマドンナ
男子
男子
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
男子
保健室のマドンナ
夕食後
保健室のマドンナ
男子の母親
男子
男子がマドンナの耳元で囁いた。
男子
それぞれの自室は向かい合うように隣り合わせにあり、小さい頃は窓から行き来していた。
男子がマドンナの自室に入り、その数分後、光は消えた。男子が男に変わる瞬間であった。
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