テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

H.

っ……

放課後の屋上で、クラスメイトに囲まれている僕

僕に向けられる視線は冷たくて

すごく重苦しい雰囲気があった

M.

ねぇ なんで呼び出されたか わかる?

H.

……わ、わかんない

首を横に振る僕に対して

冷ややかな笑みを浮かべクラスメイトが口を開く

M.

玩具にするのに君がちょうどいいからだよ ( 笑

M.

そうそう、ほとけが最適だったの!

M.

ねぇもう、やっちゃう?

M.

いいんじゃね

そんなクラスメイトの会話の後

それぞれがナイフやカッターを

鞄から取り出して僕に向ける

H.

ぇ……

僕の周りを囲んでいるのは25人くらいのクラスメイト

クラスのほとんどがいるわけだ

そんな大人数から刃を向けられている

H.

……ぁ...ぅ

恐怖で上手く声が出ない

そんなことをしてる内に 1人の男子生徒に腕を掴まれた。

H.

え……っ

そのまま、服の袖をめくられ、

にやっと 男子生徒が 僕の方をみて笑った。

と、思えば僕の腕にカッターがおりてきて

思いっきり 切りつけられた

H.

い" ッッ……

M.

あははっ
いい反応すんじゃん……!

M.

ええぇ!?
私にもやらせてっ!

H.

ぁ、……あ

痛みに必死で耐え ていたら 他のクラスメイトが近づいてきて

僕の腕に カッターを振り下ろした。

H.

ぅ"……ッ ポロポロ

なんで……っ、どうしてっ

痛みで 真っ白になる頭に そんな言葉が反芻される。

それから、何分かして、

もう、飽きたとでも言うように

クラスメイトたちはカッターを置いて帰っていった。

誰もいなくなった屋上で、うずくまる僕。

H.

うっ……く、ふ……ポロポロ

声を押し殺して、次々と涙をこぼす。

切られた腕が、ずきずきと痛んだ。

腕の中には、とても深く切られた 傷もあって血が止まらない。

でも、なんとかハンカチを押し当て止血する……

しようと、してるはずなのに…っ

腕が痛くて、上手く力が入らなくて……

ハンカチが、指から 抜け落ちてしまい止血が出来ない。

ぐらぁっ

視界が揺れ、二重に重なって見える

H.

ぁ、れ……、?

気がつくと、目の前に地面が広がっていて、

自分が倒れたという ことに 気がついた。

H.

貧血、かな……

H.

さっき、上手く止血できなかったからな……

今もなお、血が流れ続ける腕。

だんだんと頭がぼーっとしてきて 何も考えられなくなる。

視界はぐらぐらと揺れ続けていて

気持ち悪い。

このまま、血が止まらなかったら 僕は死ぬのかな

あぁ、やっと死ねるんだ

H.

っ……ポロポロ

でも、死にたくない。

だってまだ、諦められない理由がある。

もう、お兄ちゃん達は 僕のことを見てくれないけど

それでも、期待してるんだ。

ただ、笑っていられるような

お兄ちゃんたちと 過ごす

何気ない 幸せな時間が また来てくれるんだって。

そう、

期待してるから……

ずっ、…と………

リリン

この話、結構前に書いて
今度投稿しよ〜って思ってたら
投稿するのわすれてたことに

リリン

さっき気がついて 急いでこれ投稿しました

リリン

ごめんなさい🙏🏻

リリン

では また次回の投稿で.ᐟ.ᐟ

ただ、笑っていたいだけ。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2,547

コメント

17

ユーザー
ユーザー

時差コメ失礼します! この連載本当に大大大大好きなので嬉しいです!!💕

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚