さくらくん。side
ポケカメン
ポケくん疲れてる…ぐたっとしてるの可愛いなぁ…
さくらくん。
ポケカメン
俺が話しかけたら嬉しそうにするのも可愛いし… 俺の彼女が可愛すぎる…
さくらくん。
ポケカメン
トコトコ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
それってストーカー…だよね…でもストーカーだったらずっと付いて来るイメージがあるけど家の中にいる時しか感じないって…まぁ何にしろ、何が目的なのかってところだよね…
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
顔真っ赤…w
さくらくん。
ポケカメンside
ポケカメン
ポケカメン
俺はさくらと話をしながら下校し部屋の前まで送ってもらった後、家でくつろいでいた。
でも、やっぱり視線を感じる…しかも、視線を感じるのはやっぱり家にいる時だけなんだよね…
ポケカメン
俺には訳合って親がいないから俺はマンションで一人暮らしをしている…だから何かあっても誰もいない状態だ…自分でなんとかしなきゃいけないな…
コンコン
ポケカメン
インターホン押せばいいのになんでわざわざ…?
……インターホンのカメラの方から見てみよう…知らない人だったらあんま顔見られたくないし…
ピッ
ポケカメン
トコトコ ガチャ
ポケカメン
ポケカメン
ガサゴソ
ポケカメン
ポストには3枚紙切れが入っていた
ポケカメン
俺はその手紙を開いた。でも内容を見た時、すぐに手紙を開いた事を後悔した…。
お世辞にも綺麗と言えるような字ではないが、これを書いた人は全て同一人物ということがわかった…3枚とも字が全く同じだったからだ… それと同時にこれを書いた人が俺がいつも感じる視線の原因の人物なんじゃないかとも思った。
1枚目は『ずっと見てるよ』と書かれていて 2枚目は『すき』と紙切れ一面に書かれていて 3枚目は『今日一緒にいた男誰?』と書かれていた。
それらを見た時ゾッとした…今日は俺の話を聞いたさくらが部屋の前まで送ってくれた。でも俺が例の人物の視線を感じるのは家にいる時だけ。さくらに部屋の前まで送ってもらったのは今日が初めてだからだ。
どちらも家からまだ少し離れているようなところで別れるから家まで送るとなると送った方が大変になってしまうから今までお互い家まで送る事はなかった。
そして今日初めて部屋の前まで送ってもらったのと同じ日に3枚目のメッセージ…
ポケカメン
そう確信した途端、今こうしている時も相手が見ているんじゃないかと思い恐怖が込み上げてきてすぐに家の中に戻った。 そして俺はすぐにさくらに連絡をした。
ポケカメン
幸いにもさくらはすぐに既読をつけてくれた
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
という返信が帰ってきてすぐにさくらから着信がきた
さくらくん。
通話
20:37
ポケカメン
さくらくん。
携帯越しだが好きな人の声を聞けたからか少し安心した
ポケカメン
俺は震えながらもさくらに紙切れの事を話した。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
そう俺に語りかけると同時に微かに聞こえる走る足音。俺のために急いで来てくれるって考えてたらなんかちょっと嬉しくて…少し心が落ち着いた。
いつ来るかな…家そんな近くないからすぐは来れないよな…と思いながらふと家の覗き穴を見るとそこは真っ暗だった。
ポケカメン
思わず声が漏れた
さくらくん。
俺の異変に気づいてさくらは焦ったように俺に語りかけた。でも走る足を止めてはいなかった。走りながらも俺の事を気遣ってくれてすごく嬉しかったけどそれよりも恐怖で頭がいっぱいだった…
ポケカメン
俺が話し始めようとした途端ドアを擦る音が聞こえた。怖すぎてついに涙が出てくる始末。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
俺の返事を聞くなりさくらの足音は先程よりも早くなった。さくらは既に息切れしていたのにもっと急いでくれて…ほんと、良い彼氏持ったなぁ…
数分後マンションの階段を駆け上がる音が聞こえてきた。それと同時にドアを擦る音が消え、ドアの前から足音が遠ざかって行く足音も聞こえた。
さくらくん。
さくらが部屋に到着したみたいだ。俺はすぐに部屋の鍵を開けさくらに飛びついた。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
俺は安心と恐怖で涙が止まらなかった
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
涙が止まらなかったけどさくらがずっと側にいてくれて、それに安心し落ち着いてきた頃に
ゴンゴン
ポケカメン
さくらくん。
ものすごく大きな音でドアを叩く音が聞こえた。それと同時に
???
という声が聞こえてきて…俺は恐怖から過呼吸になってしまった
ポケカメン
さくらくん。
過呼吸になる俺をみたさくらが俺を抱きしめてくれた。
さくらくん。
まるで赤子をあやす様に優しく背中を叩いてくれて、耳元で優しく俺に語りかける。
さくらのおかげで少し落ち着いてきたが涙が止まることはなかった
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
俺が落ち着くまでさくらは俺の頭を撫でていてくれた。それでも開けろという声は鳴り止まなかった…
数分した後ドアの前にいる手紙の主の驚く声と同時にサイレンの音が響いた。
ポケカメン
さくらくん。
そうさくらが発した後ドアの前から警察と手紙の主の言い合う声が聞こえてきたがすぐにその声は離れていった。
その後俺は警察に事情聴取を受けあの手紙の主は逮捕された。手紙の主は同い年の女性。女性は精神障害を患っていたようでその原因が愛していた彼に酷い形で振られた事。それでも諦めきれなかった女性はその相手を探し続けたらしい。そんな中俺を見つけてその"彼"と勘違いしてストーカー行為をしてきたらしい。
そしてその事件があった翌日さくらから提案があった。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらの家族はすごく優しくて俺を暖かく迎え入れてくれて…ほんとさくらに出会えてよかった。
なんて、そんなことさくらには恥ずかしくて言えないけどね…w
でも…今なら言えるかな…
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
急にさくらに飛びつかれて床ドン状態
そんな状態で俺は冷静でいられる訳もなく
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
その日俺は狼になったさくらに食べられましたとさ。 あ、ちなみに初めてじゃないよ…?
コメント
7件
さくポケとかあんまし見ないけど麗歌ちゃんのめっちゃめっちゃ最高だったぁ!!!✨ 今回ばかりは少しストーカー野郎さんに感謝してるようなしてないような(?) あ、どうしよ、完全なる日本語迷子ちゃんちゃん…(?)