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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

汽車で7時間という長い距離を移動し、乗る時に見た駅とは違う、見慣れない駅を出る。

アティス・フォーリオ

(ここが、グランツ街…)

グランツ街。ここは、アルーマ学園がある街なだけあって、国内最大都市。

ここには色んなお偉いさん達が住んでいて、私には程遠い街。

アティス・フォーリオ

ひ、人しかいない…

つい口に出てしまう程、人でいっぱいに溢れている。

周りを見渡せば、人、人、人。

服装もみんなオシャレで、私の服装が浮いて見えてしまう。

アティス・フォーリオ

(早く、ここから抜け出さないと…)

私はそう思い、とりあえず人混みから抜け出そうと歩き出す。

しばらくすると、人もだいぶ少なくなり、ふぅ、と安堵の息を吐く。

アティス・フォーリオ

あっ、あれ。

少し上を見上げると、周りの建物よりも何倍も大きい城…のような建物と、近くに『アルーマ学園』の文字が見える。

アティス・フォーリオ

お、大きい…

いざ、アルーマ学園を前にすると、すこし身体が強ばる。

でも、今日から私はここの生徒。

私は意を決して、アルーマ学園へ向かった。

アティス・フォーリオ

...初めてこんな大きな建物を見たわ...

アティス・フォーリオ

(近くに来ると、更に大きく感じる…アルーマ学園の土地内だけで、街1つ分くらいの大きさはあるくらい大きい。)

アティス・フォーリオ

(今日から、ここで剣術を学べる...)

アティス・フォーリオ

(さっそく、中へ入ろう)

アティス・フォーリオ

(エントランスも広い...あ、あの人に話しかければ良いのかな?)

アティス・フォーリオ

あの...アルーマ学園へ入学する者なんですが、

受付人

入学許可証をご提示下さい

アティス・フォーリオ

これです...

両手で丁寧に渡すと、受付人は一瞬驚いたような表情をしたが、すぐに普通の表情に戻り入学許可証を返した。

受付人

あなたの寮の部屋番号は512室です。こちら鍵になります。

アティス・フォーリオ

ありがとうございますっ

受付人

それと、こちらはグラデュースクラスの方のバッチです。お部屋にある制服を着ましたら、左胸の辺りにこのバッチを付けてください。

アティス・フォーリオ

わかりました、ありがとうございます。

受付人

いえ。それでは、

受付人

‪︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎︎︎お気をつけて。"︎︎

アティス・フォーリオ

(お気をつけて...?)

アティス・フォーリオ

(どういう意味なんだろう...)

この時の私には、この言葉の意味は理解出来なかった。

魔法が使えない女剣士はなぜか最強魔法士に溺愛されてます。

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