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脱出ゲームの孤独者は誰＿？
✝︎ ご本人様とは一切関係ありません ✝︎ パロディ ✝︎ 通報 × ✝︎ 1部登場していないライバーさんがおります
「 投票結果が集まりました 」
またもやテレビから機械音が流れ、ズラっと参加者全員の名前が並ぶ
叶
驚きを隠せず、思わず握っていた銃を床に落とす
葛葉
葛葉がテレビ画面に目を向ける
葛葉 ▷ 1票 叶 ▷ 1票 本間ひまわり ▷ 1票 笹木咲 ▷ 1票 緑仙 ▷ 1票 伏見ガク ▷ ？ 剣持刀也 ▷ 1票 三枝明那 ▷ ？ 不破湊 ▷ 1票 黛灰 ▷ 1票
叶
本間ひまわり
ひまわりが叶の元へ走り抱きしめる
笹木咲
不破湊
黛灰
緑仙
緑仙
黛灰
剣持刀也
本間ひまわり
笹木咲
不破湊
葛葉
そういう考えがあちこちで飛び交っていた時だった
ﾋﾟｯ…
伏見ガク ▷ 1票 三枝明那 ▷ 1票
ｶﾞﾁｬﾝｯ＿！
三枝明那
三枝明那
そう、広場のドアを勢いよく開け、飛び込んできたのはスマホを全員に見せる位置に出し、投票画面を見せる明那と伏見だった
本間ひまわり
剣持刀也
ホッとした顔で伏見と明那を見る
伏見ガク
緑仙
伏見ガク
叶
叶
叶
叶
微かに叶の目に涙が浮かぶ
葛葉
ドスッと叶の背中を叩く
叶
緑仙
緑仙
叶
不破湊
叶
叶
叶
椎名唯華
こくっと頷き叶は話を続けた
叶
叶
叶
剣持刀也
叶
伏見ガク
三枝明那
本間ひまわり
緑仙
葛葉
叶
叶
笹木咲
剣持刀也
叶
剣持刀也
黛灰
椎名唯華
椎名唯華
葛葉
不破湊
笹木咲
カツカツと靴が音を立てながら廊下に踏み出す
本間ひまわり
緑仙
三枝明那
葛葉
ﾊﾞﾀﾝｯ…
椎名唯華
叶
葛葉
葛葉
叶の背中には銀色に輝く鋭いナイフが突き刺さっていた
バッと廊下の電気が落ち、またもや廊下が暗闇に包まれる
ﾊﾞﾝｯ＿！！
ﾊﾞﾀｯ…
銃声が轟いては一瞬にして消えた
先程の銃声…一体何者が撃った銃だったのか
銃弾は笹木と椎名を貫き、2人は当時としてもよいほど同じタイミングで床に倒れた
ﾎﾞﾀﾎﾟﾀ…
笹木咲
体を起こそうとする意思があっても体は思うように動かない
笹木咲
今でも意識が飛びそうな中、笹木はすぐ横に倒れている椎名の名前を呼び、手を握る
三枝明那
椎名唯華
剣持刀也
笹木咲
緑仙
椎名唯華
本間ひまわり
笹木咲
笹木はそう言うと倒れている椎名の肩にカクっと頭を乗せる
本間ひまわり
椎名唯華
椎名の呼吸もどんどん弱まってくるのを感じられる
椎名唯華
本間ひまわり
黛灰
黛がひまわりの抱き抱えその場を離れる
黛灰
不破湊
本間ひまわり
本間ひまわり
ｶﾞﾁｬﾝ…
奥のドアが空いた音と全く同じ音で反対のドアも空いたのに気づく
伏見ガク
剣持刀也
まだこの建物には彼ら以外に隠れていたらしい
黒いスーツを着た男が銃を構えて全員を囲む
緑仙
緑仙が隠れて持っていた銃を構えるが明らかな体型の差で勝敗は既に見えていた
緑仙
不破湊
三枝明那
伏見ガク
剣持刀也
葛葉
緑仙
5秒なんて早いのに今の葛葉にはスローモーションで見え、聞こえた
不破湊
葛葉
緑仙
伏見ガク
叶を抱き抱えていた葛葉の手にグッと力が入るが、すぐに伏見の声で力が緩む
ﾄﾝｯ…
剣持に背中をグイッとドアの方に向かせられ、すぐに背中を押された
剣持刀也
葛葉
緑仙
その緑仙の声で一気に走り出し、後ろなんて気にせず葛葉は走る
先程の剣持の言葉が耳に残っているせいでほかの音、他の声なんて、頭の中に入ってこなかった
椎名唯華
笹木咲
椎名唯華
笹木咲
椎名唯華
笹木咲
椎名唯華
笹木咲
椎名唯華
椎名唯華
笹木咲
笹木が椎名の手を掴む力が強くなる
椎名唯華
笹木咲
笹木の目から頬に涙が流れてるのがよく見えた
笹木咲
笹木咲
椎名唯華
椎名の頬にも涙が滲んでいた
笹木咲
椎名唯華
笹木咲
パタッと音を立て、2人の手は床に落ちる
黛灰
本間ひまわり
黛灰
黛灰
黛灰
その続きの言葉を飲み込むようにして口を閉じる
ﾊﾞﾁｯ＿
2人の全身に電気が走ったような感覚に襲われる
本間ひまわり
痛みに耐えられず体を丸める
黛灰
黛も「 苦しい 」と言う文字が表情に浮かぶほどの激痛に耐えている
「 時間内にクリアができなかったため、2人を脱落とみなします 」
またあの機械音が言葉を発した後に部屋中にフラッシュバックが炊かれたのかと思うほど、白く輝いた
本間ひまわり
黛灰
本間ひまわり
笑い会えたらいいな
ﾊﾞﾝｯ＿
三枝明那
緑仙
全員して壁に寄りかかりながら話を始める
そう、あの後、僕らはあの男たちに銃銃で撃たれた
不破湊
剣持刀也
全員の身体中に切り傷やかすり傷、銃で撃たれ血が垂れている場所があちこちにある
伏見ガク
不破湊
緑仙
三枝明那
剣持刀也
伏見ガク
不破湊
緑仙
不破湊
伏見ガク
剣持刀也
今はこんなにくだらない話でいい
最後ぐらい、笑えれば
ﾊﾞﾝｯ＿
葛葉
喉が焼き切れる程に痛い
足がもつれるのを我慢して1歩、また1歩と走り出す
どうしても苦しくて、寂しくて、泣きたくて、痛くて
抱き抱えている叶の脈がないのはもうとっくに知っていた
でも信じたくない、信じれない
今まで笑いあって、助け合って、正々堂々勝負した仲間を失った悲しみに勝つものなんてあるのか
ｶﾞﾀｯ！
ｽﾞｼｬｯ…
葛葉
さっきまでの仲間なんてもういない
アイツらの方が苦しいはずなのに
葛葉
葛葉
聞かなくても自分で答えはわかってる
あの時、もう少し早くああしていれば、こうしていれば
そんな考えが自分の頭の中で絡まった毛糸のようになっている
葛葉
「 ごめんな 」
ﾊﾞﾝｯ＿
あなた
あなた
「 ご飯よー！ 」
あなた
ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝｯ…
そう、このストーリー【舞台】の主役は
あなた自身なのです
あなたがこのゲームを完全にクリアしないと、彼らは何十回、何百回、何千回と舞台の中で
死に続けるでしょう
では、またのご参加お待ちしております
𝐹𝑖𝑛
コメント
11件
好きです...(´༎ຶོρ༎ຶོ`)フォロー失礼します..｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
うっわぁ〜好きやぁ〜
