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第二話 「俺は嫌われ者」
3タップ後 start ▼
あの事件があった日から数年が経った
俺は施設に預けられ、先月一人暮らしを始めた
その勢いのまま近くの高校へ入学
俺は今、「ブルロ学園」へ通っている
ピピッ ピピッ
潔
潔
カチッ (アラームを止める)
潔
潔
適当にゼリーを選び、味もしないそれを胃へと流し込む
最早作業と化した食事も、今では当たり前のように感じていた
潔
呪いなのか、はたまた宿命なのか
俺は固形物を食べると必ず吐き出してしまう
けど、それを苦しく感じたことはない
何故ならこれが俺にとって、
潔
潔
潔
潔
潔
ガラッ
バシャーンッ
潔
ポタポタと雫が床に落ちる
潔
舌打ちをして、その場から去る
怒鳴り声が聞こえてきた気がしたけど、無視する
対応したって時間の無駄だ
俺が虐められるようになったのは、この学校に転校してからだ
勿論、原因はハッキリしている
というか、十中八九俺のとある発言のせいだ
第二話 「俺は嫌われ者」
終了
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