探偵A
(?!)
残り時間は3分30秒
探偵A
(3分30秒?!)
探偵A
(時間が無い…)
探偵B
残り何分だ?!
探偵A
(時間を伝えてる場合じゃないっ)
探偵B
5分だったら5回
壁を叩け!
壁を叩け!
探偵B
4分だったら4回!
探偵B
3分だったら……
探偵A
(時間を伝えてる暇はないっ!)
探偵A
(探偵Bを無視して鍵を探そう…)
探偵B
おい!聞こえてるか?!
残り何分だ!
残り何分だ!
鍵を探すのに夢中で 探偵Aには 探偵Bの声は聞こえない
探偵B
おい!何分だ!
探偵A
……
探偵B
なんで黙る!
音を鳴らせよ!
音を鳴らせよ!
残り時間は2分30秒
探偵B
誰もいないのか?!
探偵B
探偵Aどこいった。
探偵A
(残り2分…やばいっ!)
探偵B
(なんで急に返事がない?)
探偵B
(そもそも目の前にいるのは
探偵Aなのか…?)
探偵Aなのか…?)
探偵B
(俺だけ閉じ込めようと
誰かが仕込んだのか?)
誰かが仕込んだのか?)
探偵B
(誰かもわからない人に
大事な鍵を探させていいのか?)
大事な鍵を探させていいのか?)
探偵B
(先逃げられたらどうする。)
探偵B
(俺だけ罰を受けるなんて
そんなのありえないよな)
そんなのありえないよな)
探偵B
(鍵は自分で探そう…。)
探偵B
(声の響く感じ
この部屋は広い…)
この部屋は広い…)
探偵B
(でも探すしかないっ!)
探偵A
(…鍵がないっ、)
探偵A
(どうすれば…)
探偵B
(とりあえず歩いてみよう…)
探偵A
(?!探偵Bが動いた。)
探偵A
(何をしてるんだ?!)
探偵B
(お…壁だな。
壁を触りながら歩こう…)
壁を触りながら歩こう…)
探偵A
(目見えないんじゃないのか?)
探偵A
(?!)
探偵A
(ちょっと待てよ?!)
探偵A
(探偵Bのポケットに鍵が?!)
探偵A
(近ずいて見てみよう…)
探偵B
(くっそ…ただ歩いてても
意味が無いっ!)
意味が無いっ!)
探偵A
(やっぱり、鍵だ!)
探偵A
(取って音を出そう!)
残り時間は1分30秒
探偵A
(1分あれば間に合う!)
探偵Aが 探偵Bのポケットに 手を入れた瞬間…
探偵B
(?!)
探偵B
おい!なんだ!
探偵B
お、おれに近づくな!
探偵B
俺を殺す気なんだろ?!
探偵A
(?!何言ってるんだ…?)
探偵A
(殺す?何を言ってる…?!)
探偵B
俺をはめやがって!
許さないぞ!
許さないぞ!
探偵A
(どうしたんだ!探偵B…!!)
探偵B
俺のポケットに
なにか仕込もうとしたんだな!
なにか仕込もうとしたんだな!
探偵B
そんな事させないぞ。
探偵A
(…なにがあった??)
探偵B
ポケットに仕込みたいなら
俺を殺してからにしろ!
俺を殺してからにしろ!
探偵B
時間もそろそろないだろ。?
探偵B
仕込まれて死ぬなら
爆弾で死んだ方がマシだからな
爆弾で死んだ方がマシだからな
探偵B
ほら!やってみろよ!
探偵B
…
探偵A
(頭がおかしくなってる
こんな状況だもんな。)
こんな状況だもんな。)
探偵A
(ポケットの鍵をとるか)
探偵A
(時間はないが探偵Bが
落ち着くまで待つか)
落ち着くまで待つか)
探偵A
(どっちにしようか迷うが…)
探偵B
おい!どうした!
やってみろよ!!
やってみろよ!!
探偵A
(俺は最低人間)
探偵A
(もちろん
こっちだよな)
こっちだよな)







