一蓮托生

-この世は必ず春、夏、秋、冬、の四季を巡る。 そして、それを毎年毎年繰り返す。 ずっと変わり続ける季節の中、唯一変わらなかった事。

いつも空を見上げると、月は変わらず輝いていて綺麗だった。それは君が居なくなっても。ずっと。 俺は毎日1人で月を見上げていた。でもそれは俺らがどこの仲間達よりも最高の6人になるまでのお話。

俺らは嫌な共通点で知り合ってから、同じ悲しみを共有しあっていた。 でも、それがあるおかげでみんなと一緒にいられている。 だけど、みんなそれぞれの後悔を忘れた事はなく、今でもずっと思い続けている。

そんな中、白く輝く月の下で新たな物語が幕を開ける＿。