/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
さとみ
あーあ、
さとみ
誕生日きちゃった
1人、部屋の隅でうずくまる
自分が何をしたいのか
何をしてほしいのか
わからない
何のために生きてるんだろう
もう、いっそのこと死んでしまおうか
さとみ
ころんって何で事故にあったんだっけ？
さとみ
まぁ、どうでもいいか
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
さとみ
誰？
ﾀｯ､宅急便ﾃﾞｰｽ
さとみ
なんか頼んだっけ？
さとみ
はい、
ころん
やほ、、、
さとみ
え、、、
さとみ
ころん、、ﾂなんでここに？
ころん
いや、なんかみんなが行けって
ころん
てか、僕たち知り合いなんですか？
さとみ
ぇ、、、
さとみ
あ、違いますよ、ﾆｺｯ
そこで「はい」といっても
ころんを苦しめるだけ
ならいっそのことなかった事にしよう
さとみ
みんなどうしたんでしょうね
さとみ
とりあえずどうぞ？
ころん
あ、すみません
さとみ
少し待っててください
さとみ
お茶持ってきますね、ﾆｺｯ
ころん
あ、ども
今の俺はしっかりと笑顔を 作れてるかな
さとみ
お待たせしました
さとみ
これでいいですか？
ころん
ねぇ、これ僕？
ころんが持っていたのは
去年の誕生日の写真
さとみ
ぁ、、、
さとみ
いや、ちが、、ﾂ
ころん
僕達って本当はどういう関係なんですか？
さとみ
いや、、ﾂ
さとみ
っ、、、
ころん
、、、
ころん
ふはっ、
ﾊﾟｰﾝ
さとみ
ﾋﾞｸｯ
ころん
お誕生日おめでとうﾆｺｯ
ころん
さとみくん！
さとみ
は、、、ﾂ
何かと思ったら
さとみ
くらっ、かー？
ころん
あれ？覚えてない？
ころん
今年は2人きりで祝おうねって言ったじゃん
さとみ
なに、それ
さとみ
今までの、嘘？
さとみ
てか、
さとみ
わ、忘れてたのはお前だろ！
さとみ
記憶喪失のフリなんてしやがって
ころん
フリじゃないよw
ころん
僕本当に記憶がなかったんだよ
ころん
けど、さとみくんが僕のために泣いてくれたから、
さとみ
はぁ？
さとみ
泣いてねーし！
ころん
まぁ、まぁ、そういう事にしといてあげるw
さとみ
もう、ﾂ
さとみ
一生戻んないかと思ったじゃねぇか！ｸﾞｽﾞｯ
ころん
ごめんて、ｷﾞｭｯ
さとみ
うぅ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ころん
さとみくん？
さとみ
なんだよ、ﾂ
お誕生日おめでとう
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
