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ブクマ失礼しますぅ!!!!
適当に検索掛けてたら出てきたぁ✌️ 何故かジェルくんがさとみくんに頑張ったって言ってるとこでなんか泣いてた(笑)なんでやろ…僕さっき🐿🦟したからか?
主
主
さとみくん リスカ (助 ジェルくん)
主
さとみ
さとみside
誰もいない、真っ暗な部屋で 1人静かに刃物を引く
スーッ………ポタ…ッ……ポタ…ッ
最初は出てこない血が、少し時間が 経てばぷっくりと赤く垂れていく
さとみ
痛いかと聞かれると、そうでも無い
血は、俺たち人間が必要なもの。 それが体内から出てくる。
これ以上に「生きてる」と実感できる 行為はない。
疲れたんだ、ほんとうに。
今日何日だっけ。 ずっと部屋に引きこもってるからそれすら気にしてない。
そう言えば今日ツイートしたかな。 昨日もしてない気がする。
でもいいや、今は何もしたくない。
リスカしてる俺にだって理性はある。 そろそろ辞めなきゃ、は分かる
その時に、電話がかかってきたんだ。
さとみ
血の処理をしようと思った俺は、 絶対にバレてはいけないこの「行為」 がバレた気がして、パニックになった
さとみ
ジェルside
さとちゃんのツイートが無い。
別にツイートがないのはそんなに気にしてないんやけど、今日は俺の誕生日
いつもだったら、「おめ」とか、 そんな軽いLINEかツイートがされる
一応俺たちは付き合ってるから、 忘れてた…なんてことは現実的じゃないと思う。
誕生日から1日経ってもなにも ツイートされへんし、流石に俺も 心配。
「充電忘れったわーw」なんて 返事が来たらいいなぁ、と、 そんな淡い期待を胸に電話をかけた。
プルルルルルルルル…プルルルルルルルル…プルルルルルルルル
何回か電話したがさとちゃんが 出てくれることは無かった。
プルルルルルルルル…
どうしよう。出なきゃ。早く出ないと
プルルルルルルルル……
画面には「ジェル」と書かれている。 出ないといけないのは分かるのに、 何故か怖くてひとつの操作が出来ない
さとみ
額に嫌な汗が滲む
プルルルルルルルル
早く出ないと、ッ
………出ないと、?
出たところで、なんになる、?
さとみ
無機質な機械音が部屋に響く
プルルルルルルルル…
……、
さとみ
プルルルルルルルル…
いいや、めんどくさい。
ごめんジェル、今は、今だけは。
「ほっといてくれ。」
そう一言LINEして、 スマホの電源を切った。
ジェルside
何回か電話しても出ないアイツ。
なんだか怖くなってそろそろ家行くか と思った時。
「ほっといてくれ。」
そうLINEが来た
ジェル
俺の電話無視しといて、やっと 連絡が着いたと思えば、彼氏を突き放すのには十分な言葉だけを言う。
ジェル
なるほど、
さとちゃんは俺がそんな一言で 離れていく薄情もんやと思っとる訳や
まぁええわ、俺だってさとちゃん どん底から手引っ張っていけることを 証明したろ。
合鍵と、スマホと、財布。 それだけ持ってすぐに家を出た。
さとみside
ジェルにLINEした後、罪悪感で 押しつぶされそうだった。
俺の事を心配して掛けてくれた電話。
それを無視して挙句の果てには 拒絶を意味するLINE。
ジェルはどれだけ傷ついただろうか。
さとみ
……そうだ、そう。
……おれは、"わるいこ"なんだ。
そうじゃん、さいしょから。
さとみ
悪いことしたら、罰を受ける。 そんなの当たり前。
さとみ
俺にとっては罰でもなんでもないけど何もやらないよりはマシ。
探してる途中、猫達が寄ってきたが、 ニコッと笑ってみせた。
そしたら、余程俺の笑顔が怖かったのか、隙間が空いていたであろうドアから全速力で逃げていった。
……俺は猫からも嫌われたんだ、w
さとみ
机の下に落ちてあったカッターを 手に持つ。
カチッ…カチッ…と、ひとつひとつの刃が しっかり出ていることを確認するかのように、ゆっくりゆっくりと出す。
「この世界から消えてしまいたい」
そんな思いがあったのだろうか。
カッターの刃は、気づいたらいつもの倍以上出ていた。
何個かの刃が、キラリと銀色に光る
その銀色の部分が自然と 俺の醜い顔を映す
あんなに自分磨きを頑張って、 それなりに好かれる顔だったのに。
今となっては酷く醜く見える。
やめろ、やめてくれ。
さとみ
俺の顔を写すな。やめろ。
こんな俺は、俺じゃない。
もっと、もっと、、
何が「もっと」なのか分からないが、 とにかくこの俺は俺が求めていない。
苛立ちを覚えた俺は自暴自棄になって 勢いよくカッターを腕に振り下ろす
いつもと比べ物にならないぐらいの 血が、俺の服を汚す。
……はずだった。
ジェル
さとみ
ジェルが、大好きな彼が、 俺の持っていたカッターを落とす。
カランッ……
と音を立てたカッターは、 すぐにジェルが拾った。
さとみ
恐る恐る顔を上げると、ジェルは 今までに見た事のないような顔で、 俺を睨んだ。
……が、すぐに優しい、太陽みたいな笑顔でニコッと俺に笑いかけた。
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
ジェルside
家に着いて、軽く 「おじゃましまぁす……」と呟く
当然だがそれに返事をしてくれる声は無くて。
代わりに、さとちゃんが飼ってる 猫ちゃん達が2階から駆け下りてくる のが見えた
ジェル
どないしたんやろ、
少し不安になって、靴を脱ごうとしていた足が止まる。
ジェル
何か焦燥感のようなもので頭が 埋め尽くされている。
早くさとちゃんの部屋に行きたいのに
…違う、"行かないといけないのに"。
足が竦む自分に苛立ちを覚える
数分、焦燥感と戦って、 靴を脱いで家へ足を踏み入れる。
階段を一段一段あがっていく
上がっていくごとに、 何か嫌な予感がするような…気がする
この嫌な予感は、体調不良か、 それとも別のなにかか。
体調不良だけでありますように、 と思いながらこっそり部屋を覗く
スゥスゥと可愛い寝息が聞こえるのかと思ったら、全然ちがくて。
カチカチ…と、銀色に光る刃を出しながら少し微笑んでいる彼。
ジェル
と思ったら突然怒ったように荒い息を するし、何がなんだか全く分からへん
しばらくその場でフリーズしていたら その手に持った刃を大きく振り下ろそうとするさとちゃん。
ジェル
ジェル
カランッ……
さとみ
怯えながら顔を上げたさとちゃん。
その歪んだ顔が俺の顔を捉える
俺の顔を見た瞬間、更にその顔が歪む
あ…、俺そんな怖い顔してたんか、笑
ジェル
そう一声名前を呼ぶと、どんどん 彼の瞳が濡れていく。
今、聞くしかない。
ジェル
ジェル
さとみ
さとみside
ジェルに聞かれた。
「なぜ泣いてるのか」と。
俺、泣いてたんだ。
なんで、と聞かれても分からない。
さとみ
素直にそのまま伝える。
ジェル
ジェル
さとみ
そうだ、俺じゃないんだ。
こんなことする俺も、俺じゃない。
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
いつになく真剣な表情で俺を見つめる
そんな表情されたら…、
さとみ
ジェル
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
すっぽりとジェルの腕の中に収められた俺は、もう感情が抑えられなくて 久しぶりに子どもみたいに泣いた
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
少し困ったように笑うジェル。
その笑顔で何度救われたか。
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
こうやってバカにしてくるけど、 いざとなったら1番に駆けつけてくれるのがジェル。
また今度、メシでも連れてってやろ。
そんときに伝えよ、 「あんときありがと」って。
その時も俺の"彼氏"でありますように
そんなことを思いながら、 カッターをゴミ箱に捨てた。
主
主
主
主
主
主
主
主
リクエストはリクエスト募集の ところでお願いします!!!!!!!
おーまーけ!
ー後日ー
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
チュッ…クチュックチュッ…レロ…ッ
さとみ
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
終わりましょう。(真顔)By主
主