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カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
藍
またいつものように残業だ。
もう外は真っ暗だというのに。
藍
トントン…
誰かに肩を叩かれる。 誰だ?
上司
藍
は…? まだ仕事増えんの?
上司
藍
バタン(扉を閉める音)
…こんな数の仕事やってたら いつか✘ぬ?俺。
藍
藍
っていうか… これ家に帰れるか…?
藍
PM,23:50
藍
藍
藍
終電絶対間に合わない… いや、 間に合わせるしか…
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカ…
藍
ダッダッダッダッ!
藍
藍
※駆け込み乗車はいけません。
ぎりぎり終電間に合った…
藍
大急ぎで仕事を終わらせたせいか 物凄く疲れた。
藍
そんなことを考えながら電車に揺られていた時だった。
(ドンッ) 誰かとぶつかった?
藍
??
藍
藍
??
その人は頭から血を流していて、 流石に声を掛けるしかなった
??
??
藍
藍
??
藍
まぁ…あまりしつこく話しても仕方ないか…
でも、本当に大丈夫なのか…?
次は〜○○〜○○でございます。
藍
藍
??
俺は一言声をかけて電車を降りた。
もう少しで家に着く。 けれどやっぱり電車に居たあの人の ことが少し心配だった。
藍
藍
藍
今日は一段と気温が低く、寒さから 少し小走りで家に帰った。
けれど、 今思えばもう少しゆっくり帰っていれば良かったのに──────。