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2 - 鏡とヒカル

♥

420

2025年01月21日

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ぬん

こんにちわ

ぬん

ぬんです

ぬん

今回は赤神ヒカル関連の話になります

ぬん

契約している鏡はどのような物か、ひかりとの関係はどうなのか深掘りしていきましょう

本編スタート

ぬん

まず鏡についてです

ぬん

ヒカルが契約している鏡は邪鏡「濁」です

ぬん

しかし、あくまでこれは「ヒカルが契約してる」鏡であり

ぬん

この鏡には特定の名前等は無く、契約した人によって変化するのです

ぬん

人によっては清らかな鏡になったり、禍々しい鏡になったりします

ぬん

それこそ同じ邪鏡になっても名前が「濁」になるわけではありません

ぬん

ちなみに、どんな鏡になってどんな名前になるかは何故か分かるらしいです

ぬん

契約自体は割と簡単ですが、そもそも鏡と感知できるのが鏡と波長が完璧に合った人のみです

ぬん

完璧に波長があっても、その時に別の契約者がいたら感知できなくなるので契約まで漕ぎ着けるのが、かなり至難の業です

ぬん

誰とも契約していないフリーの鏡を感知してようやく契約できます

これまでの軽いまとめ ・ヒカルの鏡は邪鏡「濁」 ・邪鏡「濁」はあくまでヒカルが契約しているからこの名称 ・人によってどんな鏡が変わる ・契約自体は簡単 ・完璧に波長が合った人でないと鏡を感知できないし、契約できない ・他の人が契約していたら感知できす、契約不可

ぬん

鏡の能力も人それぞれとしか言いようがありません

ぬん

契約した人の思想や願いによって鏡に能力が発現します

ぬん

ヒカルが得た能力は人から起こる「悪意」を「濁り」に変質させる能力です

ぬん

悪意というのは簡単に言うなら七つの大罪のような感情・欲の事です

ぬん

ちなみに悪意は善意と比べて集めやすく燃費が良い為、効率が良い力の集め方だそうです

ぬん

そんな大量の濁りを使用することで更なる能力が発動可能になります

ぬん

それは「並行世界への干渉」です

ぬん

前回の世界観で話したので世界A・Bが存在していて、並行しているのはお分かりかと思います

ぬん

ヒカルは世界Bの人間です

ぬん

本来なら不可能な世界Aへの干渉を鏡の力で可能にしてしまったのです

ぬん

これは世界の理に触れる行為になります

ぬん

しかし、この鏡は世界の理すら無視する禁忌の物なのです

ぬん

そんな事をしてまで何故ヒカルは世界Aに干渉するのか

ぬん

次はヒカルについて解説します

ぬん

その前に鏡の軽いまとめ

これまでの軽いまとめ ・能力は人による ・契約した人の思考や願いが鏡の能力に反映される ・ヒカルが得た能力は「悪意」を「濁り」に変質させる能力(濁りはヒカルの鏡の力の源となる) ・悪意は七つの大罪のような欲や感情 ・悪意は善意より効率が良い力 ・大量の濁りを消費して並行世界への干渉を行っている(尽きはしない) ・並行世界への干渉は世界の理に触れる行為 ・鏡は世界の理すら無視できる禁忌の物

ぬん

これで鏡は以上です

ヒカルについて

ぬん

赤神ヒカルは赤神ひかりの並行同位体にあたります

ぬん

しかし全て同じでは無く、性別や友人関係、一部の性格が変化しています

ぬん

ひかりは基本的に自信があり楽観的。総合的に見ると元気な子

ぬん

対してヒカルは基本的に不安で悲観的。総合的に見ると大人しい子

ぬん

どっちも優しい子ではあります

ぬん

大きな違いを挙げるなら夢に対する考え方ですかね

ぬん

夢を語れるありのままの自分でいたいと考えている

ぬん

夢を持つ誰かに成り代わりたい考えている

ぬん

これが二人の思想の差です

ぬん

一部を除いて人のことを、ましてや自分のことを好きになれないヒカルは鏡の力で世界Aにやって来ました

ぬん

最初は興味本位でした

ぬん

ヒカルは鏡の力で次元を、違う自分たちに干渉できる事を直感で理解しました

ぬん

そこでヒカルは、あまり変わらないように見えて魔法のような超能力を持たない・使えない人たちが住んでいる世界Aへやってきたのです

ぬん

世界Aへやって来たヒカルは魔法等が存在しないが故に世界が変わっている異質さを感じながら周辺の人物を見ると、とある人を発見しました

ぬん

それが赤神ひかりです

ぬん

ヒカルはひかりを見て、「これは自分だ」と強く確信しました

ぬん

もう一人の自分を見つけたヒカルは、ひかりとその周囲を観察することにしました

ぬん

観察していくうちに、ひかりの事が眩しく感じるようになりました。自分に持っていない物を持ち周囲の人と仲良く生きるひかりは自分とは違って名前に見合う眩しい人だと思ったのです

ぬん

そして次第に眩しいは妬ましいへと変わっていきました

ぬん

自分に無いものを持っていて羨ましい。幸せそうなひかりが妬ましい

ぬん

徐々に歪んでいくヒカルの心は遂に妬みを憎しみに変えてしまいました

ぬん

何で自分よりも馬鹿そうでお気楽人間であるひかりの方が上手くいっているのか

ぬん

何で未来の事もちゃんと考えている自分は、ひかり以下の人生なのか

ぬん

ヒカルは考えれば考える程ひかりが憎らしくなりました

ぬん

そしてヒカルはとある計画を考えました

ぬん

ひかりに成り代わる計画です

ぬん

力を使って、ひかりを世界Aから追放して自分が代わりに生きる

ぬん

並行同位体だからこそできる蛮行

ぬん

世界の理を破る罪深い行為

ぬん

しかし歪んだヒカルは自分を制御できなくなっています

ぬん

もしかしたら赤神ひかりが消滅する日が来るかも知れません

ぬん

本当に入れ替わったとしたらヒカルも、ひかりも救われる機会は永久的に失われてしまうでしょう

以上で終わりです

アイツを追いかけるように教室の外へ出る。焼き付くような夕焼けは、廊下を燃やし尽くしてしまいそうだ

アイツは笑っている。俺の嫌いな笑顔。殆どの奴はこういうのが好きなんだろ?

ヒカル

馬鹿馬鹿しい

吐き捨てるように俺は呟く。どうせ聞こえちゃいない

どんな話をしているのかと、わざわざ耳を澄ませれば在り来りな話が聴こえてうんざりする

ヒカル

気持ち悪い

暇なので爪の生え際を凝視していると、聞きたくもない声が鼓膜を揺らした

ヒカル

はぁ

「え〜!遂に付き合ったの!」

「駆け抜けしちゃった」

「ちょっとズルいよ〜!」

「えへへ」

ヒカル

どうせ1ヶ月後には別れるんだろ?

ヒカル

その程度なら付き合うなよ

3人グループのくだらない意味の無い話。きっと交際がきっかけでハブって2人グループになる

アイツの近くにいるのは不本意だが他の場所も馬鹿一つ覚えない愚かな会話をしていてつまらない

笑ってるアイツに向かって歩みを進めた

ヒカル

何でオマエの方が上手くいってるんだよ

ヒカル

奪い取って代わりに大層な夢叶えてやるよ

ヒカル

この劣等生野郎がよ

俺の近くを浮遊している鏡が怪しく光った気がした

この作品はいかがでしたか?

420

コメント

5

ユーザー

待ってましたぁあぁぁぁ!!!✨ ほうほう、なるほどね〜 そんなヤバい鏡があって、それと波長があったのがヒカルなんですね! 全てはこの鏡から始まって、ひかりちゃんに対して歪んだ感情が生まれてしまったのか、、、 本当にひかりちゃんは近いうちに消されてしまいそうで怖い! でも、背後に鏡が光ったってことは「悪意」が「濁り」に変わったかもしれない、、、?? なんか難しいけど面白い!!考えるの楽しいです!

ユーザー

呼んでくださりありがとうございます。 今回は鏡とヒカルです。 最後の方のヒカルの口調が荒いのは、ひかり関連で心が制御できなくなって感情が先にでていくから。 ひかりへの歪な感情は、本来のヒカルを壊してしまったのかも知れません。

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