正夢アテンション！

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■正夢アテンション！■

ゆるなギプス外せた祝い〜☆ 全治６週間の骨折ちゃんだったYo

兎「おはよー」 塁「おはよーございます」

兎「塁ちゃん早いね」 塁「いえエルも来てますよ、今ちょうど飲み物買いに出ていて」 兎「あぁ···　廊下で会ったけど···」

塁「うさぎくん何か気になりました？」 兎「あーいや、エルくんなんかちょっと元気ないってゆーか」

塁「そんな感じします？」 兎「···あんま目ぇ合わせないでスッと行っちゃったから」

塁「そりゃあ気になるのが乙女心ですな」 兎「乙女じゃねぇよ！」

塁「あれね、どーでもいい事でちょっと悩んじゃってんですよ」 兎「え？悩んでんの？」

塁「今朝会うなり聞いたんですけど」 兎「···何で塁ちゃんには話すんだよ」

塁「ヤキモチ焼いちゃうのも乙女心ですな」 兎「乙女じゃねぇもん···」

塁「悩むっていうよりジレンマですかね」 兎「何それ？」 塁「なんかねぇ、気になる夢を見たんですと」 兎「あ、なーんだ夢か」

塁「そう思うでしょ？けど確かに、それが正夢になったらって考えると僕もちょっと···気になるっちゃ気になるんですよね～」 兎「え？　ちょ、どういう夢なの!?」

塁「うさぎくんが両手を怪我して」 兎「えー、俺っ？わぁそれ怪我に気をつけなきゃってことか！」

塁「違いますよ」 兎「へぁ？」

塁「両手を怪我してしばらく自慰もセ○クスも不自由になるうさぎくんの性欲処理をエルが買って出るって夢で」

兎「ん、な···っ」

塁「そんなんエルに任せたら、うさぎくん怪我じゃなく過労と衰弱で入院になるっつの」 兎「な、な、なんっ、///」

塁「それで何がジレンマって言いますとね」 兎「なんっ、いやあのなに？なに？」

塁「正夢になったら困るって心と裏腹に」 兎「裏腹に」

塁「正夢になって欲しい自分も居るっていうところで悩んでるんですってよ」 兎「······ジレンマってそれ？」

Ｌ「あ、うーく〜ん」 塁「ほらジレンマ王子が戻りましたよ」 兎「えぇぇ～···」

塁「なんです、爽快な顔して」 Ｌ「そうかい？なんてね☆」 兎「あっ上手い」 塁「······」

兎「エ、エルくん、あの、えーと」 Ｌ「どしたのうーくん何か悩み？何でも聞くで」 兎「いやいやいや！」

塁「さっきまでのアナタこそどこ行ったんですかって話ですよ」

Ｌ「結局さぁ、うーくんが怪我をせんでもフツーにできる事やん？」 兎「え」

塁「あ、フツーに年中してる事と大差ないって気づいたんですか」 Ｌ「おん」 兎「ちょ、」

塁「何なら手首でも縛って盛り上がるのもアリって事ですか」 Ｌ「それやぁ！」 兎「余計な知恵つけないでー！」

塁「まあつまり、怪我よりエルの性欲に十分気をつけるようにってお告げですかね」 兎「···塁ちゃんにも責任を問うからな」 END

夢より塁ちゃんの一言が怖い(笑) 今回の骨折は手術ナシで済んだけど、なんと人生初の労災( ´∀｀;) でも休まず働いてた！← これから２週間リハビリだぁ！