世界の終わりも僕らなら

前、アンチに住所を特定されて、

脅迫されたことがあった

実際ナイフを持っていて、通行人の人が止めてくれなかったらきっと

殺されていた

それ以来俺は外を出かける時眼鏡にマスクをして出かけている

家は新しくしたし、自分を特定されるようなことはしていない

でも、時々夢に出てくる

「殺すぞ」

その夢を見てしまった時は、腕の傷が多くなる

もう一度大きなため息。

ため息をついたら幸せが逃げていくっていうけど、

俺はもう一生分の幸せを失ったように思った

だって、今何も楽しくない

嬉しさも、悲しさも怒りも何も感じない

でも、それはそれで心地いい気もする

意味もなくつぶやく

レコーディングルームに着いた

レコーディングルームの横の鏡を見て、痩せたなと思う

最近、朝ごはんはおろか、昼も夜も何も食べていない

食べている時間を、全部自傷に使う

その分傷は増えていくけど、別に気にしない

今の俺の味方はカッターだけだから

若井も涼ちゃんも心配してくれて、嬉しいはずだったのに

その心配さえもめんどくさい

放っておいてほしい

若井の遊びの誘いも断って。 涼ちゃんの食事の誘いも断って。

プライベートで三人で会うことは滅多になくなった

寂しい気もするけどホッとする

そんな自分が気持ち悪くて、また傷を増やしていった

レコーディングルームのドアを開けると待っていたであろう涼ちゃんと若井が挨拶をしてくれる

挨拶してくれたくせに喋る気には慣れなくて、ぶっきらぼうに挨拶する

嫌われるかもしれない

そんなことを思いつつ、いっそ嫌われてくれないかなとも思った

急な会話への勧誘。

なんて答えればいいのかわからない

そもそも会話を聞いていなかったせいでどんな話をしていたのかわからない

なんて聞かれたのかもわからない

かろうじてそれだけ言う

冷たすぎる言い方

まぁ別いいか

若井と涼ちゃんがそう言ってくれる

でも今Mrs.GREENAPPLEの大森元貴のアンチが増えて

Mrs.GREENAPPLEの人気がなくなってきている

今まで好きだと言ってくれていたJAMSの人もJAMSを引退したり

Mrs.GREENAPPLEに迷惑をかけていること、誰がどう見ても明らかだった

このままいけば、若井と涼ちゃんにも被害がいくかもしれない

それはだめだ

唇が嫌に乾燥する

その場に沈黙が走る

誰も何も言わない

車と、人の話し声がほわんほわんと聞こえる

こういう静けさは嫌いだ

うるさい

こっちの気も知らないで

こんにちは

いいねありがとうございます コメントも来てて、本当に感謝しかないです

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それではまた！

追記 病み系書くの初めてです 下手くそかもしれないですがご愛読お願いします🤲