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コメント
1件
いやー、今回のエピソードめっちゃ刺さったわ…!白璃が自分の正体を隠さなきゃって思う気持ち、すごく伝わってきた。特に団子屋の前で足を止めて、でも結局入らずに「ごめんなさい」ってつぶやくシーンが切なすぎる…。「行きたい」って思っても、笑顔を曇らせたくないって気持ちが痛いほどわかる。桜が舞う中で一人歩く白璃の姿が目に浮かんで、胸がぎゅっとなったよ。次、源蔵さんと再会できるのかな…気になる!
朝
江戸の町は、いつも以上に騒がしかった
町人A
町人B
町人B
町人C
町人A
町人B
町人C
その噂は
町から町へ
人から人へ
瞬く間に広がっていく
その頃
白璃は宿の部屋で、一人静かに座っていた
窓の外から聞こえてくる声
モブ
モブ
モブ
白璃は膝を抱える
白璃
昨日の出来事が頭から離れない
男の子を助けたこと
傷が治るところを見られたこと
驚いた人たちの表情
白璃
白璃
そっと自分の腕を見る
もう傷は少しも残っていない
白璃
白璃
静かな部屋に、小さな声だけが響いた
一方、団子屋では
源蔵(団子屋店主)
店主は店の前を見つめる
源蔵(団子屋店主)
常連になり始めていた少女
毎日来ていたはずなのに
姿が見えない
源蔵(団子屋店主)
心配そうにため息をつく
宿
白璃は窓から外を眺めていた
賑やかな町
笑い声
楽しそうな人々
白璃
白璃
立ち上がる
荷物の中から、一枚の白い布を取り出した
鏡の前に立つ
白い髪
澄んだ青い瞳
白璃は静かに布を巻く
髪を隠す
口元も覆う
日傘を手に取る
鏡を見る
白璃
白璃
小さく息を吐く
白璃
外へ出る
人通りは多い
白璃は俯きながら歩く
町人A
町人B
町人C
白璃の足が止まる
白璃
再び歩き出す
町人の横を通り過ぎる
誰も白璃だとは気づかない
白璃
少しだけ安心する
春風が吹く
桜の花びらが舞う
白璃はそっと見上げた
白璃
少しだけ
いつもの笑顔が戻る
気づけば
見慣れた道を歩いていた
視線の先には
あの団子屋
店主の元気な声が聞こえる
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
白璃は足を止める
白璃
白璃
その言葉は、小さく溢れた
昨日までなら
何も考えずに入れた
でも
白璃
白璃
手に力が入る
店主は今日も笑っている
その笑顔を見ているだけで嬉しかった
でも
その笑顔を曇らせたくなかった
白璃
白璃
ゆっくりと踵を返す
その時だった
源蔵(団子屋店主)
白璃の肩が小さく震える
源蔵(団子屋店主)
白璃は立ち止まる
ゆっくり振り返る
店主は首を傾げた
源蔵(団子屋店主)
源蔵(団子屋店主)
白璃
小さく頭を下げる
何も言わず
再び歩き出した
胸が少しだけ痛んだ
白璃
白璃
誰にも聞こえないほど小さな声だった
春風が吹き抜ける
舞い上がる桜
その中を
白璃は静かに歩いていく
自分の正体を隠したまま
53
こっぺぱん
200