ヒュンッ
潔
しゅ、瞬間移動?
氷織
そうや、ハーフの能力
氷織
人によって違うで
潔
へ、へぇ、ちなみにここは?
氷織
人間の世界と、神々が住んでいる世界との境界線や
氷織
ここから先には人間は入れない
氷織
ハーフを除いて
氷織
こんな所まで連れてきて、言うのは何だけど
氷織
断ることもできる、
潔
でも、あの怪物は
氷織
…、ハーフの中には、ここに残りたいという者もいた
氷織
だから、ある、儀式をしてハーフを止めるんや
氷織
そうすれば、ハーフ特有の、匂いも消える
氷織
匂いが消えれば、怪物でも追って来れない
氷織
その代わり、一生こっち側には来れない
潔
…、行きたい、かな
潔
俺と同じ人がいっぱいいるって事だろ?
潔
ひとりぼっちじゃなくなる
氷織
そう、じゃ、境界線越えるで!
氷織
こっちや
そう言って氷織は、大きな川に向かって走った
潔
?
潔
意外と遠いんだね
氷織
うん、流石に、行かないと言った人には場所は言えないからね
氷織
記憶は、消せない
氷織
川、渡るで
氷織
あっちは、もう下界じゃない、神々が住む神聖な場所や
川を渡りきった後
現れた世界は、新しい物ばかりだった
潔
階段?
氷織
そう、登るで
潔
意外と長かった…
氷織
慣れれば、あんなん、屁でも無くなるで
潔
へぇ、すごいねハーフって
潔
それにしても、綺麗な建物
氷織
驚くのは、まだ速いで!
氷織
外はもっと綺麗だ
潔
綺麗な町…
氷織
やろ?
氷織
知り合いが設計したんだ
氷織
改めまして、ようこそ!
天上界へ!
天上界へ!
氷織
これで君も、ハーフの仲間入りや!
氷織
僕は氷織、よろしゅう