過去編ですわ
気づいたら400♡
藍ちゃんの過去編!!
れっつごー
中学生だった
………………
ガチャ
誰か来た
お母さん?
いや……
もしかしたらお父さんかも
藍
藍
中学生の頃は好奇心で溢れていた
だからその好奇心に歯止めは効かない
藍
誰も居ない
ふと横に目線をずらす
藍
足元まで来た液体
目線の先には刃物を持った母
母
藍
何を言えば良かったんだろう
母
母
息が止まりそうだった
よく見ると
父が血まみれで倒れていた
藍
早く気付けば良かった
きっともう
逃げられないのに
ー翌朝ー
母
母
藍
昨日とは別人だ
あれは夢だったのだろうか
そう思っていた
母
藍
怖かった
その時は" 二重人格 "かも知れない
そう思うことしか出来なかった
この先が怖い
だから日記を残そうと思う
ー2年後ー
藍
何も感じない
辛い
痛い
吐きそう
そんなことしか思わない
母
藍
小さく頷いた
母
2年経った今
母はウチを殺す程に愛していた
早く捕まって欲しかった
誰かに助けて欲しかった
うるさい
頭に響くサイレンの音がした
母
母
藍
誰が通報したのだろうか
扉を叩く音がする
母
藍
母
そう言って母は玄関に向かった
家にまで押し寄せた警察
無理やり家に入り込み
ウチを見つけた
藍
警察
やっと見つけられた
嬉しかった
力が抜けた
藍
警察
パッと見て気付いたんだろう
無数のアザに言葉を失っていた
藍
警察
警察
良かった
助かった
やっと楽になれる
コメント
2件
壮絶すぎる…😭