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※テラー初心者
※話し方、キャラ崩壊
※下手
※プリ小説民なため書き方がほんとプリ小説(?)
※攻め受け関係ない
※下手
※初投稿!

それでもいい方はごー!!

先輩。

🎸

そこ邪魔

先輩との出会いは最悪だった。

🐑

す、すみません………

トイレの前で友達と話していたところ、俺のことをギロッと睨みつけてそう冷たく言い放った先輩に恐怖を感じた。

🍗

なんだあいつ、感じ悪っ

🍗

もしかして噂のあの先輩だったりして

🐑

まぁ俺らも悪いけどね……

🐑

え何それ

🐑

そーなんだ…………

🍗

入学当初に人のこと殴って全治二ヶ月の怪我を負わせた先輩
噂で聞いた話によると茶髪で前髪が特徴的だって言ってたからあの人かもね

🎸

ねぇ、

🍗

やっべ

🐑

ヒッ

🎸

本人が近くにいる時にそんなん話すか?そっちの方が感じわりぃだろ

🍗

すみませんっ、行こ!

🐑

う、うん………

先に走り出したゆあんくんを追いかけて、ふと後ろを見ると先輩は今にも泣き出しそうな、そんか悲しそうな表情をしていた。

先輩にあって数日後のこと。 委員会の活動があるゆあんくんと一緒に帰るため特に何もない俺は教室で時間を潰していた。 先に帰っていてもいいって言われたけど一緒に帰りたかったから待つことにした。 暇つぶしとしてスマホをいじっていたが流石に目が疲れて飽きてしまい、机に伏せた。 このまま寝てしまおうかと目を閉じかけると、遠くの方からピアノの音が聞こえてきた。

耳を済ますとそのピアノは誰もが知るクラシック曲を奏でているようだった。 その曲は明るめの曲だったはずだが、聞こえてくるのは悲しそうなメロディーだった。

一瞬頭をよぎったのは数日前に出会った先輩の姿だった。

そう考えたらいてもたってもいられなくなり、俺の足はそのピアノが響く方へと進んでいった

その音はピアノがある音楽室から聞こえたもとだった。

音楽室の扉は開けられていたがちょうどピアノを引く人のことがよく見えなかった。 バレないようにそっと部屋に入った。

🎸

…………なんか用

入った瞬間に見つかったー……… 椅子に座りながらそう言ったのは間違えなくあの先輩で、俺のことをあのときのように睨んできた

🐑

い、いえ………ピアノ…誰が弾いてるのかなって…

🎸

あっそ

そう言いながら先輩は鍵盤のカバーを引き、荷物を持って部屋を出ていこうとした。

🐑

ま、待って!

🎸

……何

🐑

え、えっと…………

何故か先輩を引き止める自分に驚きながら精一杯話題を探す。

🐑

ピッ……ピアノ上手いっすね……

🎸

…そりゃどーも…
お前、名前は?

🐑

ヒロ、です

🎸

ヒロ、ね。

ヒロ、あんまり俺に関わんなよ。
変なこと流されて友達みんな離れていくから

🐑

……なんでですか

🎸

はぁ?お前俺の前で聞いてただろ?
人のこと殴って病院送りにする奴だって

🐑

俺、そんなん気にしないです…
だってたかが噂ですよ?

🎸

……変な奴

🐑

変で結構ですー
先輩っていつもここに来るんですか?

🎸

まぁな、友達いないし。
休み時間とか放課後とかここにいる

🐑

そう……ですか
明日の放課後もここに来てもいいですか?

🎸

勝手にしろ

🐑

はいっ!

🍗

通話終了

通話
00:00

突然鳴るスマホに驚き、画面を見るとゆあんくんという文字が浮かんでいた。 やっべ、忘れてた………

🎸

早く行けよ、友達待たせてんだろ?

🐑

は、はいっ、先輩また明日!!

先輩にペコリとお辞儀をし、教室目掛けて全力で廊下を走った。

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