Sebastian
静まり返った書斎で、セバスチャンの声が響いた。それは、いつも通りの丁寧な口調でありながら、凍てつくように冷たかった。窓の外には、夕焼けが広がり始めている。
僕は思わず身体を震わせた。目の前でセバスチャンが広げているのは、昨夜僕が取引先のパーティーで深酒をし、さらにその取引先の社長令嬢と親しげに腕を組んで笑っている写真だった。もちろん、浮気まがいな行為などしていない。だが、深酒は体調管理の約束を破った行為であり、セバスチャンと腕を組むことを許されたのは、この世で彼だけだという暗黙の了解があった。
Ciel
Sebastian
セバスチャンは表情一つ変えない。だが、その赤い瞳の奥には、抑えきれない怒りと、冷酷な光が燃えていた。
Sebastian
その言葉は、もはや執事のものではなく、僕の魂を支配する悪魔の声だった。 セバスチャンは静かにトレイを置き、ゆっくりと僕に近づいてきた。一歩ごとに、空気の温度が下がっていくように感じる。
Sebastian
彼は僕の細い腕を掴むと、問答無用で椅子から引き剥がし、隣の寝室へと運び込んだ。その力に、僕は一切抵抗できない。
Ciel
Sebastian
寝室のドアが閉められた瞬間、セバスチャンの纏う空気が一変した。彼はまるで獲物を狩る獣のように、僕の衣服を乱暴に剥ぎ取り始めた。いつもは優雅で丁寧な動作が、今はただの強制だ。
Ciel
僕が抵抗しようと身体を捩ると、セバスチャンは僕の両手首を片手でまとめ上げ、ベッドのヘッドボードに押し付けた。その上から、彼のネクタイで拘束される。
Sebastian
セバスチャンは、僕の目をじっと見つめながら、自らの服も剥ぎ取った。現れた完璧な肢体には、怒りの熱が満ちているのが分かる。 彼は再び、僕の背後へと回り込んだ。
Sebastian
セバスチャンの指が、何の準備もなく、僕の入口へと深く突き入れられた。
Ciel
Sebastian
セバスチャンは謝罪もせず、さらに深く指を差し込み、無理やり空間を広げていく。その行為は乱暴で、僕の眼には涙が滲んだ。恐怖と痛みで、身体が硬直する。
Sebastian
指が二本、三本と増え、限界まで広がったところで、セバスチャンはそれを一気に抜き去った。その瞬間、僕は逃げ場のない恐怖に襲われた。
そして、彼は、自分の熱く硬い陰部を、荒れた僕の奥へと力ずくで押し込んで来た。
Ciel
悲鳴のような声が、僕の喉から漏れた。昨夜の甘い快感とは全く違う、純粋な暴力のような侵入。全身が引き裂かれそうな激痛に襲われる。
Sebastian
セバスチャンは僕の腰を強く掴み、僕が抵抗できないように固定した。そして、一瞬の静寂の後、容赦なく激しく腰を動かし始めた。
Ciel
僕が叫んでも、彼は無視して、僕の奥を支配し続ける。その動きには、彼の怒り、僕への執着、そして支配欲の全てが込められていた。
Sebastian
痛みは徐々に、彼の支配的な熱によって歪んだ快感へと変わっていく。僕の意識は白濁し、ただセバスチャンの衝撃に揺られることしかできなくなった。
Sebastian
セバスチャンの問いかけに、僕は意識の淵で震えながら答える。
Ciel
その言葉を聞いた瞬間、セバスチャンの動きが一瞬緩み、その冷たかった表情に、満足げな、そして甘美な笑みが浮かんだ。彼は僕の喉に噛みつくようにキスをし、最後の愛を、支配を、僕の身体の奥深くに叩き込んだ。
全てが終わった後、セバスチャンは僕を抱きしめ、僕の背中を優しく撫でた。その優しさが、お仕置きの残酷さをより際立たせていた。
Sebastian






