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下着の色に変わって体や心が変わるの?めっちゃ凄いじゃんか、てか、いつもどこからそんな情報持ってきてるの?凄いよ 質問、緑や白、水色、黒にはどんな意味があるかな?(((なにでぐぐれば出てくる?
最後に爆弾置いて行ってビビったwwww
須永の兄貴の場合
須永陽咲也
小峠華太
須永の兄貴に言われて、コンビニに車を停める。
須永陽咲也
小峠華太
俺が持つ篭に、兄貴は適当に掴んで、ぽいぽい放り込んでくる。
ただ明らかに要らないだろうと思う物も入れている。
幾らなんでも、犬用のジャーキーはいらないだろ。もとの棚に戻しておこう。
須永陽咲也
小峠華太
須永の兄貴は俺に財布を預けると店の外に出ていった。
会計するためにレジに並ぶ。
待つこと数分、やっと会計の順番が回ってきた。その時だった。
須永陽咲也
須永陽咲也
兄貴が戻ってきたかと思うと何かを篭に放り込んで、そのまま直ぐに車に戻っていった。
須永の兄貴と付き合って数年たつが、本当、行動を読めない人だよな。
俺は会計の為に、篭をレジ台に置いた。篭を置いた瞬間、俺は固まった。
小峠華太
篭の中に、ゴムの箱が二箱入っていた。よりによって、一番上に。
あの時、須永の兄貴が、追加で持ってきたのは、ゴムの箱。
店員はなに食わぬ顔で、バーコードを通しているが、気まずい。
絶対わざとだ。須永の兄貴は、俺をからかって遊ぶのが好きだから、これもその一環なんだろうが、恥ずかしいから、この手の悪戯(いたずら)だけは止めて欲しい。
俺は会計を終え、車に乗り込む。
須永陽咲也
小峠華太
須永陽咲也
そんなニヤケ顔しといて、いけしゃあしゃあとよく言えますね。
嘘つき。
どうせ、文句言ったところで効果はないので、俺は車のエンジンを入れ、車を発進させた。
兄貴の家に着くなり、須永の兄貴が俺にシャワー浴びるように勧めてきた。今日は外回りがメインの業務で、汗をかいていたので、言葉に甘えさせて貰い、シャワーを借りることにした。
どうせ、後でもう一度シャワーを浴びる事になるので、汗を流すだけにして、風呂場から出た。
体の水滴を拭き取り、服を着ようとして、俺は固まった。
そういえば、どんなに汗をかいていると言っても兄貴は気にせず、俺をベッドに連れ込むような人だった。
そんな、須永の兄貴がシャワーを勧めてきた時点で、疑うべきだった。
小峠華太
脱衣場に置いていた俺の衣類は、全てなくなっており、代わりにセクシー過ぎる緑色の下着が置かれていた。
置かれている時点で、相当な代物なのだが、俺の見違えかもしれない。いや、見違えであってくれと願いながら、ブラを摘まんで持ち上げてみる。
カップの部分の布がない。あるのはストラップとアンダーバストの部分に着けるバックベルトの部分だけ。つまり乳首どころか、胸全体丸見えである。
小峠華太
今度はショーツを持ち上げてみる。
此方は完全な紐だ。肝心な前側の縦のラインには申し訳ない程度にパールの飾りがついている。後ろは紐、所謂(いわゆる)Tバックというやつだ。
無意味だとは分かってはいるが、希望を込めて、もう一度、脱衣場の篭を確認する。やはり、セクシーランジェリー以外は入ってなかった。
小峠華太
どうやったら、これを着なくて済むのか、セクシーランジェリーを前に、俺は頭を悩ませるのであった。
何時ものようにパソコンの前に座り、経理作業に勤しんでいると
小林幸真
小峠華太
突如現れた、小林の兄貴に、腰を捕まえ、そのまま担ぎ上げられてしまった。
小峠華太
小林幸真
行き先を尋ねるも、ぼかされてしまう。
言う気はないんだなと悟り、俺は仕方なく、小林の兄貴の好きなようにさせる事にした。
そもそも、極道の世界は上意下達。故に、兄貴分の命令は絶対であり、舎弟である俺には、逆らう権利は与えられてないのである。下手に反発しようものなら、不況を買いかねない。なら、ここは大人しくしておくのが得策。
小林幸真
ショッピングモールに着くと、流石の小林の兄貴も下に俺を降ろした。
小峠華太
職業柄というのもあるが、俺らは強面(こわもて)の顔をしている。そんな俺達がモールを歩けば、ビビる奴も多い。
普段は、こういう店などには、極力近寄らないようにしている。
小林幸真
小林の兄貴は上機嫌なのか、俺の手を引き、モール内を闊歩(かっぽ)する。
小林幸真
俺は手を引かれるまま、そのショップに入ろうとして固まった
小峠華太
小峠華太
流石の俺も、足を踏ん張り、なんとか留まろうと試みる。
悲しきかな、力の差。俺の踏ん張りを物ともせず、小林の兄貴は入店を果たす。
小林幸真
小峠華太
そう、俺が連れてこられたのは、女性用のランジェリーショップだ。
女である俺が入る分には問題ないだろうが、男である小林の兄貴が店に入るのはおかしいだろ。
しかも、堂々と。これが反対なら、まだ分かる。彼氏の恥ずかしがる姿見たさに、ランジェリーショップに連れて入る彼女とか一定数いる。確かに、仲良く下着を選ぶカップルもいなくもないが、男である小林の兄貴が、俺を引っ張って入店するのは流石に可笑しい。
ランジェリーショップにいた他の客もぎょっとした様子で、此方を見ていた。
小林幸真
それなのに、小林の兄貴は人目を気にせず、商品をとり、俺に差し出しくる。
あ、これは俺の下着を買うまで解放されないやつだ。
でも、買ったからと言って、着けろとまでは言ってこないだろ。なら、適当な所で選んで、さっさと解放して貰う方が得策だ。
小林の兄貴が選んだ下着は、通常の物よりも、布面積が少なく、マクロビキニのような下着だった。
小峠華太
小林幸真
次に小林の兄貴が選んだのは、さっきのよりは生地面積は広いも、フリルがあしらわれており、とても可愛いらしいデザインの物だった。
小峠華太
小林幸真
俺が我が儘というよりも、兄貴の趣味がニッチ過ぎるだけなのだが。そんな事言えば、俺の命が危ないので口に出さないでおく。
小林幸真
今度、兄貴が選んだのは、レースのあしらわれた物で、透け感が気になるが、先程の2つよりかは、デザイン的にもマシだった。
小林幸真
追加で何点か、俺の前に並べられる。
並べられた下着を見ていると、下着には共通点がある事に気づく。
小峠華太
小峠華太
兄貴が選んでくる下着は、明暗の差こそあれ、全て紫色に限定されていた。
小林幸真
小峠華太
そんな風に言われたら、小林の兄貴の喜ぶ顔みたさに、着らざるおえなくなるじゃないですか!
そう心の中で、ごちりながら、俺は兄貴の為に着る下着を手に取るのであった。
眠い目を擦りながら、起き上がり、床に散らばった下着を身につけていく。
和中蒼一郎
小峠華太
和中蒼一郎
和中蒼一郎
和中蒼一郎
和中の兄貴に促され、方向を変える。
すると兄貴は俺の胸元を見てくる。
幾ら体の関係があるとはいえ、こうまじまじとみられるのは恥ずかしい。
小峠華太
和中蒼一郎
和中の兄貴の指摘通り、ブラのサイズは合っていない。
小峠華太
和中蒼一郎
和中の兄貴は起き上がり、床に散らばった服に袖を通す。
和中蒼一郎
小峠華太
今日はお家デートだったはずだと思い、兄貴に尋ね返す。
和中蒼一郎
先ほどの話の流れから、和中の兄貴は、俺の下着を買いに行くつもりだ。
小峠華太
和中蒼一郎
小峠華太
どうやら、俺が下着を買い直す気がないのを、和中の兄貴に見抜かれたようだ。
和中蒼一郎
小峠華太
和中蒼一郎
結局、和中の兄貴に押しきられてしまい、この日以降、俺の下着入れは、赤色一色となった。
俺の前に色とりどりに置かれたランジェリーの山。
野田一
野田一
何故か、ランジェリーを着ける俺よりも、野田の兄貴の方が真剣に選んでいる。
小峠華太
野田一
やんわりと断ろうとしたら、野田の兄貴から頭突きを食らってしまった。
野田一
小峠華太
着れれば何でもいいと思ってる俺からすれば、何でそんなに、野田の兄貴が下着に拘(こだわ)るのか、理解に苦しむ。
野田一
小峠華太
流石は野田の兄貴、俺の事をよく分かってらっしゃる。
野田一
野田一
小峠華太
野田一
野田一
白は心身の浄化を助けてくれる。 青は、気分を落ち着けたい時に着るのはいいが、冷えを増進させる色なので、代謝が悪くなったり、太りやすくなったりする。 恋愛運を上げたいならピンク。淡いピンクの方が、女性ホルモンを活発化させる効果が高い。 赤は体温を上げる効果があるが、着け過ぎるとアドレナリンの分泌が多くなるので攻撃的になる。 黄色は、運動神経や脳の活性化が高まり、身体パフォーマンスと集中力が増す。 女の肌を一番綺麗に見せるのは紫で、生理痛の緩和効果もある。
小峠華太
野田一
野田一
小峠華太
野田一
小峠華太
野田一
小峠華太
小峠華太
野田一
野田一
華太の返答に、野田の兄貴は愉快そうに笑んだ。
おわり
あとがき 須永ニキは、絶対えげつないデザインの選んできそう。 因みに、この下着の色は、色彩心理学に基づいた話なので、興味ある人は、下着を買う時に参考にしてみて下さい。確か赤色は体感温度が3℃上がるらしいので、冬場にはおすすめ。 リク2つは消化出来たんで、あきたか航空パロ書いてた時に、なぐかぶ機長×CAもの思い付いたんで、書きたい。 調べるの面倒けど書きたいので書く ===┌(┌ ^o^) そういやYouTubeに面白いアンケートあったわ。好きな女の子のおしっこ飲めますか?ってやつ。26%飲めるのか、やべぇな。コメント欄は、欄で、飲める飲めないか論争じゃなくて、無理か、ご褒美か論争起きてて笑える。コップに入れるのか、それとも直飲みかでも争ってた。ニッチな世界よな。うちは無理っす(ヾノ •́ω•̀ )ナイナイ