主
さつき(まま)
主
主
さつき(まま)
さつき(まま)
主
主
主
主
主
※このお話は二次創作であり、 御本人様とは一切関係ございません
※多分BLです。苦手な方はスマホを今すぐベッドに投げ捨て見なかった事にしましょう…☆
がやがやと夜なのに騒騒しい、 そんな夜の東京を一人ぶらつく。
やれとんかつ食べようだとか、 やれ上司の懐抱が大変だとか。
そんな、当たり前の会話が、 何故か酷く僕を安心させた。
ほとけ
危ないでしょって怒る皆の顔が はっきりと頭に浮かぶ。
ほとけ
…ふと、手に強く握りしめた紙を、 一度開き、軽く押さえながら じっと見つめる。
"やってみる事リスト"と 自分の字で書いてある紙を
ほとけ
なるべく元気にそう言ってみる。
声だけでも、 元気でいられるように。
ほとけ
ほとけ
あまり警戒せず油断していた。 なるほど、こういう事があるのか。
ほとけ
夜の街ってちゃんと 危ないんだなぁ…((
さて、どうしようかと考えながら 僕はまた足を進める。
なんとも粘着質な男だろう。面倒くさくなって足の歩みを速くし、 逃げようとしたその時
強い力で後ろに引っ張られる。 肩を掴まれてしまったようだ。ギリ…と音が鳴りそうなくらいに爪が食い込んで正直結構痛い。
ほとけ
いふ
急に響く聞き覚えのある低音。
…え?
ほとけ
ほとけ
夜の人混みの中でも良く通る声、 頭一つ抜けて高い身長。
ほとけ
でも、目の前の人物は間違いなく …いふくんそのものだった。
いふくんのでかさに怖気付いたのか 男は先程までの威勢を投げ出し 夜の街に消えていってしまう。
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
喉からヒュッと音が鳴る。 やばい。やばいやばいやばい。
圧倒的な声の重さに何とも 言えぬ焦りを覚える。
明らかに怒っている事だけは、 確かであった。
ほとけ
わぁーすっごい下手な言い訳☆ …なんて言ってる場合じゃないッッ
いふ
ほとけ
なんか…なんか言葉出てこい自分ッッ 凄い全くなんにも思いつかないぃぃ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
彼の背中を追いかけながら そんな事を思う。
いふくんなら気づいてくれるかな、 …なんて、変なの。
バレたくないのに、なんでこんな事思っちゃうんだろう。
全部、僕の空回りなのにな。
いふ
ほとけ
いふ
…いふくん、相変わらず 勘が良くて困るなぁ、w
ほとけ
ほとけ
いふ
何も聞かないでいてくれるんだ、 って、ちょっと驚いちゃった。
ごめんねいふくん。
ほとけ
いふ
ほとけ
「…ーーー」
あぁなんて柄でもない事 言っちゃうのかな。
いふくんに聴こえてませんように。
ほとけ
いふ
そう言いながら後ろを振り返る。 でも、そこにほとけの姿はなくて
いふ
いふ
いふ
いふ
夜の街の人は多い。 ほとけが見つかるはずもない。
今からまた見つけるのは 流石に望み薄だ。
そしてスマホの通知にも 「また明日、いふくん」 とかそんな事が書いてある事から
仕方ないと腹を括り、 俺はまた歩き始めた。
いふ
あいつはそもそも隠し事が多すぎる。馬鹿で単純でアホな癖に、
一丁前に、隠し事だけは上手い。
いふ
…いや、俺も人の事言えないか。
いふ
いふ
小走りでまた歩き出す。 今日はもう考えるのはやめよう。
ーまた明日、ほとけ。
さつき(まま)
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コメント
8件
え待って青組ッッ"!!?✨️ ちゃばならではのこの初めからの雰囲気めちゃ好きです…🫶😌 続きが気になるぅ(?)
はつこめand時差こめ失礼します .ᐟ.ᐟ 主様の小説ずっと影から見させて頂いてて .ᐟ.ᐟ 書き方やアイディアずっと尊敬してました ✨️ 青様裏ありそうですね … 、、 最高な作品ありがとうございます 💗👊 長文失礼しました っ … 苦手でしたらすみません💦
なんかこういう系大好き💕🫶🏻 続き、楽しみに待ってます!♪