アイ
部活で帰るの遅くなっちゃったなー
アイ
早く帰ろっ
吸血鬼
……
アイ
ん?何あれ?
吸血鬼
ガァー
アイ
多分あれ…人間…じゃないよね?
吸血鬼
ガァー!
わ、私ここで…死ぬのかな?
嫌だ…まだ死にたくない
ヴァン
……
ドッ!ドドドド!
吸血鬼
ガァ〜
アイ
え?
ヴァン
あぶねーだろ?
アイ
ヴァン!?何で夜中に歩き回ってんの!?
ヴァン
こいつは吸血鬼だ
ヴァン
噛まれて吸血鬼にされないように
ドン!
吸血鬼
ガァ〜
バタッ
ヴァン
ふー討伐完了っと
アイ
ヴァン…
ヴァン
ん?どうした?
アイ
その力…いったいどっから
ヴァン
あー
ヴァン
実は俺、吸血鬼なんだ
アイ
え?
ヴァン
大丈夫
ヴァン
俺がアイを噛んでも吸血鬼になる事はない
アイ
あっそうなんだ
ヴァン
とにかく…夜は吸血鬼が活動しやすいから
ヴァン
気をつけるように
ヴァン
帰りが遅くなったら俺に連絡しろ
ヴァン
吸血鬼の力ですぐに行けるから
アイ
うん…分かった
ヴァン
じゃあまた明日な
アイ
じゃあね
私は知らなかった…
ヴァンが…吸血鬼だって事