気づけばゲロを吐きながら 倒れていた
クロ
何も憶えておらず ただ静寂が続くだけであった
起き上がり、雑巾で吐瀉物を拭く
クロ
ドアを開け、家にあがる
兄貴は大抵インターホンの音に気づかない
基本部屋に籠り、 パソコンで作業をしているからだ。
そのため、合鍵を持っているのだ
クロ
柏木
クロ
いつ見ても汚い部屋だ。 自分が言えたことじゃないが。
クロ
柏木
柏木
クロ
柏木
クロ
ただ、これ程まで部屋が散らかっていると 我慢ならない。 勝手に部屋の掃除をすることにした。
実は前回も同じような会話をして、 自分が全て片付けてやったのだ。
それで味を占めて、 今回も自分にやってもらおうとしている。
クロ
柏木
クロ
クロ
柏木
柏木
クロ
クロ
柏木
柏木
数枚の紙幣を握らせる
柏木
クロ
柏木
柏木
銀行の通帳を手渡してきた彼
クロ
柏木
クロ
柏木
しばらく黙り込んでしまう
クロ
クロ
柏木
兄がそう言って此方を振り向いた瞬間
俺は兄貴に向かってナイフを突き立てた
クロ
兄は痛そうにもがき、苦しんでいる。 痛みから逃れようと必死に呼吸をしているが 血が止まらない。
クロ
柏木
柏木
彼は無理矢理ナイフを抜き、上からタオルを被せて圧迫止血を施す
自分はそれを見つめているだけで 何も手伝いはしない。
クロ
柏木
クロ
クロ
彼は少し寂しそうな表情を見せながら呟く
柏木
柏木
汚いのは俺だ
毎日のように嘔吐をし
身内に暴行を繰り返して
そいつが死ぬ妄想をしては
快感に浸っている
クロ
俺は部屋を後にした
コメント
3件
必死な柏木くん可愛すぎるよ…😭💗💗兄弟愛がどれだけ最高なのか分かりましたありがとうございます
過去の下書きそのままにしてました…😇 ということで何もせず投稿‼️多少文章がおかしいのは見逃してください🙇♂️