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ブクマ失礼します🙇♀️
青黄です。
地雷さん等、自衛お願いします.
『キミに触れたらきっと。』
キミに触れたい。
1度でもいいから、触れてみたいんだ。
でも、
キミに触れたらきっと。
僕が泣いちゃうから。
今は、 さよならだね。
桜の花びらが散る頃、
僕はキミを見つけた。
至って普通の男の子。
唯一、普通じゃないところは、
"触れさせてくれないところ"
キミとどれだけ親密な関係になろうが、 キミは触れさせてくれなかった。
ハグも、 キスもさせてくれなかった。
ある日聞いたんだ。
青
黄
黄
黄
青
理解するのに時間がかかった。
青
黄
聞いても聞いても答えてくれなくて、
キミは立ち上がって
黄
そう言い放って。
後ろを向いて歩き出した。
僕は今まで出したことの無いようなスピードで追いかけ、
キミに後ろから
抱きつこうと___
青
抱きつこうとした。 でもキミの体は透けていて
僕の手はキミの体を貫通していた。
気づけばキミは泣いていた。
黄
黄
ポロポロッ
青
黄
話を聞くと
キミは約3年前に死んでいた。
でもまだ未練がありこの世界にいた。
でも僕にあったことで、 気づいたら黄泉の国に行きたくなくなっていたらしい。
そして、
黄
黄
黄
黄
黄
ポロポロッ
今度は理解するのに時間はいらなかった。
だから、 僕に触れて欲しくなかったんだね。
分かったよ。 キミの気持ち。
どんどんキミは透けていく、
黄
ニコッ
青
青
短いキスを1つ。
キミは満面の笑みでこちらを見て 綺麗に空へ帰って行った。
「触れたらきっと泣いちゃうから」
そうキミは言った。
たしかに、悲しかったし泣いた。
時間が止まってしまえばいいのに。
そう思った。
だが時間は無慈悲だ。
どんどん過ぎていった。
また、桜の花びらが散る頃
キミを思い出すんだ。
あの満面の笑み。
忘れない。
いつも僕の心の中に。
あの春に体験した不思議な男の子と 僕の
桜よりも綺麗で、 切ない恋物語の記憶が 鮮明に残っている。
頑張ったと思う…! 自信作…です、
いいねみんなお願いします.
ばいばい.🐣🤍